品質保証

品質の確保

製品・サービスの品質向上

AGCグループは、「AGCグループ品質基本方針」のもと、各部門でISO9001などを活用した品質マネジメントシステムを構築して製品・サービスの品質向上に努めています。事業形態に合わせて独自に内部監査やレビューを実施し、品質マネジメントシステムの有効性と効率を継続的に改善しています。ISO9001については、2015年の改訂を受け、AGCグループとしての体制構築を進めています。

また、各事業部門の品質担当者などが一堂に会する「拡大品質会議」を年1回開催しており、2015年の会議では、2016年にグループで取り組む年度品質課題や、製品安全、ISO改訂などへの対応状況を確認しました。

これらに加え、2013年に構築した「EHSQマネジメントシステム」に沿って、グループ全体のEHSQ(環境・保安防災、労働安全衛生、品質)に関する取り組みを統合的にマネジメントしています。

AGCグループ品質基本方針

(2004年9月8日制定、2013年3月29日改定)

基本方針

AGCグループは、“Look Beyond” の価値観の一つである「イノベーション&オペレーショナルエクセレンス」を追求し、お客様が期待する価値を創造し続けます。

品質行動指針

私たちは、「CSの視点を日々の仕事に入れ込む」を仕事の基本とし、以下の行動指針に基づき、お客様をはじめとするステークホルダーから信頼を得られるよう行動します。

  1. 法令・規制およびお客様の要求事項に適合した製品およびサービスを提供します。
  2. 製品およびサービスの安全性と環境への適切な配慮を含んだ品質を確保し、向上させます。
  3. 全員が参加して品質マネジメントの有効性と効率を継続的に改善し、一人一人の仕事の価値の向上に努めます。
  4. 以上を確実なものにするために、方針・目標を定め、PDCAを回します。
品質管理体制

AGCグループは、各事業部門が自己完結型で品質マネジメントを推進する体制を構築しています。

品質管理体制

  • (注1) 戦略事業単位:ストラテジックビジネスユニット
  • (注2) CQMR(Corporate Quality Management Representative:コーポレート品質管理責任者)
  • (注3) DQMR(Division Quality Management Representative:部門品質管理責任者)

(2015年12月末現在)

ISO9001およびISO/TS16949(注1) 認証取得状況
所在地 認証組織数
日本 34
アジア 28
欧州 67
米州 13
合計 142
  • (注) 認証組織内のAGCグループ従業員カバー率86.2%
  • (注1) 自動車部品のグローバル調達基準を満たす自動車業界向けの品質マネジメントシステム規格

TOPIC

化学品カンパニーにおける品質管理

化学品カンパニーは、「Chemistry for a Blue Planet 私たちは化学の力を通じて、安全、安心、快適で、環境に優しい世の中を創造します」というカンパニービジョンを掲げています。

その実現のため、品質方針(「お客様に信頼され喜ばれる製品を提供します」「お客様からの声を貴重な改善情報として活用します」「PDCA改善サイクルを確実に実行します」)を定めるとともに、国内外のグループ会社を含めた各種マネジメントレビューや内部監査などを通じて、品質マネジメントシステムの継続的改善を図っています。

また、毎年3月12日を「品質の日」と定め、カンパニープレジデントが全従業員に品質に関するメッセージを送っています。同時に、日本国内では品質に関する教育や意識を調査するアンケートおよびフリーディスカッションなどを通じて、意識の向上と共有化を促進しています。

2015年も、品質方針の下、各種マネジメントレビューや内部監査などを通じて、グループ全体の品質マネジメントシステムを継続的に改善しました。また、クレームと呼んでいる品質に係る製品事故は、過去の事例の解析による集中的な改善対策などの効果もあり、確実に減少しました。今後も継続してさらなる減少を目指します。

製品に関連する法令・規制要求事項の順守

AGCグループは、各事業部門で製品法的要求事項リストを作成し、製品に関連する法令・規制要求事項の明確化を図ることで、法規制の順守を徹底しています。リストの内容は、適宜見直しています。2012年からは、こうした取り組みをアジア各国でも展開しています。

製品安全の取り組み

AGCグループは、品質マネジメントシステムのもと、製品の安全性確保に取り組んでいます。例えば、製品開発から試作・製造に移行する際は、製品安全の観点からもレビューを実施しているほか、安全に製品を使用いただけるよう適切に情報を開示しています。

また、一部製品については、日本工業規格(JIS規格)を取得し、第三者の視点を通じた製品の安全性の確保にも取り組んでいます。

消費生活用製品安全法への対応

AGCグループ(日本)では、2008年に「消費生活用製品安全法に関する実施規程」を制定し、重大製品事故が発生した場合には、消費者庁への速やかな報告ならびに危害拡大防止を行う体制を構築しました。また、品質意識の向上を図るために、年1回、担当者を対象に勉強会を実施してきました。

2014年5月には、法改正や社会の変化を踏まえ、この実施規程を「消費生活用製品安全法に関する実施基準」に全面改訂し、製品ごとに設定したリスクレベルに応じて定期的にリスク管理状況を確認するなど、事故の未然防止や事故発生後の速やかな対応を図っています。また、グループ内の関係部門を対象に勉強会を実施し、新たな基準の周知と確実な運用を目指しています。

あわせて、消費者庁や独立行政法人製品評価技術基盤機構(nite)が公表している製品事故情報から、AGCグループの製品安全に参考となる情報を収集・分類し、社内での情報共有を進めています。

なお、2015年度のAGCグループにおける重大製品事故報告は1件でした。

消費生活用製品安全法 重大製品事故報告フロー

消費生活用製品安全法 重大製品事故報告フロー

重大製品事故報告件数の推移(AGCグループ日本)

年度 件数
2011年 0
2012年 1
2013年 1
2014年 0
2015年 1

品質教育の実施

AGCグループは、各事業部門において自部門の特性に沿った品質教育を実施しているほか、必要に応じて社内外の品質問題事例をもとにした品質コンプライアンス教育を実施するなど、品質意識の向上に努めています。

品質管理検定(QC検定)取得の奨励

AGCグループ(日本)では、品質管理に対する意識を高め、製品品質の向上を図ることを目的に、従業員に対して品質管理検定(QC検定)の取得を奨励しています。

QC検定とは、品質管理に関する知識を評価するもので、(社)日本品質管理学会によって認定されます。

なお、2015年は、83人のグループ従業員が認定されました。

QC検定合格者数の推移(AGCグループ日本)

QC検定合格者数の推移(AGCグループ日本)

  • (注1)2011年度は東日本大震災のためQC検定の開催が1回のみとなったため、合格者数が少なくなっています

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