労働安全衛生

労働安全衛生の基本的な考え方

AGCグループは、「AGCグループ労働安全衛生基本方針」を制定し、「安全なくして生産なし」という安全ポリシーのもと、生産現場の潜在的なリスクを洗い出し、労働災害や職業性疾病を低減する活動に取り組んでいます。また、労働安全衛生マネジメントシステム(OHSMS)に日常的安全衛生活動(注1)を融合させ、その有効性を高めています。

  • (注1) 5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)、危険予知、ヒヤリハット、安全パトロールなどの従来から行っている安全衛生活動

(2001年2月9日制定、2013年3月29日改定)

AGCグループ労働安全衛生基本方針

基本方針

AGCグループは、「安全なくして生産なし」という安全衛生のポリシーの下に、各階層の管理者が自らの安全衛生に対する考え方を明確にし、これを働く部下全員に浸透・共有化させ、一人ひとりが安全衛生活動を推進することを目指します。

労働安全衛生行動指針

私たちは、すべての労働災害・職業性疾病に着目し、安全衛生パフォーマンスの継続的改善を図るために、以下の行動指針に基づき、労働安全衛生活動を積極的に展開します。

  1. 仕組みとしてのOHSMSを活かすために、リスクアセスメントのレベルアップを図ります。
  2. 従来型安全活動をマンネリ化させずに継続して実施します。
  3. 管理者は部下を家族と思って守り、職場の安全を実現します。
    設備の本質安全化、作業環境の継続的改善を図ります。
  4. 安全衛生活動はラインの生産活動の一部と認識して実施します。
    安全衛生担当部署はライン管理を適切にサポートします。
  5. 安全衛生に関する法令、その他要求事項を順守します。
  6. 全員で参加し、形式ではなく本音で安全衛生活動を実行します。

AGCグループの安全衛生管理の取り組み

AGCグループの安全衛生管理の取り組み

(注) 設備や作業工程に潜むリスクを網羅的に抽出し、リスクレベルを評価し、それに基づく優先順位をつけて改善施策を実施すること

グローバルな安全衛生管理活動の強化

AGCグループは、労働安全衛生マネジメントシステム(OHSMS)を基本として安全衛生活動を推進するとともに、事業部門単位で方針・施策の検討や進捗状況などをCSR委員会で定期的に討議しています。

また各拠点においては、OHSMSの第三者認証機関による認証取得を進めているほか、監査部や各事業部門が実施する監査を通じて安全衛生管理レベルの向上に努めています。さらに、各国・地域の安全衛生担当者が参加するグローバル安全衛生シンポジウムを定期的に開催し、優良活動事例を共有して各拠点に横展開しています。

さらに、2013年からはEHSQ(環境・保安防災、労働安全衛生、品質)に関する取り組みをグループ全体で統合的にマネジメントするために「EHSQマネジメントシステム」を構築し、運用しています。

安全衛生施策への労働組合の参画 (AGC旭硝子)

AGC旭硝子では、労働協約に基づき、安全衛生について労働組合の意見を聞く場として安全衛生委員会を拠点ごとに開催。同委員会には、拠点内で作業するビジネスパートナーからも参加しています。また、安全担当役員と従業員代表が定期的に意見交換する機会を設けており、各種安全衛生施策に従業員の意見を反映させています。

労働安全衛生管理体制

労働安全衛生管理体制

  • (注1) 戦略事業単位(ストラテジックビジネスユニット)

(2015年12月末現在)

OHSMS第三者認証取得拠点数

所在地など 第三者認証拠点数
AGC旭硝子 2
国内グループ会社 5
アジアグループ会社 13
欧州グループ会社 55
北米グループ会社 0
合計 75

労働災害の発生状況

AGCグループでは、ビジネスパートナーを含む一定以上の災害情報をグローバルで収集する仕組みを構築しています。

横展開を図ってきた結果、長期的にみると労働災害総件数は減少傾向にありますが、ここ数年においては横ばい傾向が続いています。

労働災害発生件数の推移(AGCグループ:ビジネスパートナーを含む)

日本

労働災害発生件数の推移(日本)

アジア

労働災害発生件数の推移(アジア)

欧州

労働災害発生件数の推移(欧州)

北米

労働災害発生件数の推移(北米)

  • (注) 休業災害の判定区分が、日本・アジアと欧州、北米では異なっているため、件数の単純な比較はできません
  • (注) 欧州は、2013年より新たにAGCグループに加わった拠点が集計対象となり、休業災害が増加しています

2015年の労働災害発生件数(AGCグループ日本・アジア:ビジネスパートナーを含む)

  日本 アジア 合計
  うち主要拠点(注1)
死亡 0 (0) 0 (0) 2(0) 2(0)
休業 15(10) 8(5) 9(10) 24(20)
不休業 13(16) 7(9) 8(6) 21(22)
微傷 -(-) 31(26) -(-) 31(26)
合計 59(52) 46(40) 19(16) 78(68)
  • (注) ( )内は2014年の労働災害発生件数
  • (注1) AGC旭硝子および一部国内グループ会社

休業災害度数率の推移(AGC旭硝子:ビジネスパートナーを含む)

休業災害度数率の推移(AGC旭硝子:ビジネスパートナーを含む)

休業災害強度率の推移(AGC旭硝子:ビジネスパートナーを含む)

  2014年 2015年
全製造業 0.09  
日本化学工業協会会員企業 0.120 0.007
AGC旭硝子 0.005 0.024

TOPIC

化学品カンパニー

「安全実技研修のアジアへの展開」で
レスポンシブル・ケア優秀賞を受賞

化学品カンパニーでは、国内の主要工場で実施してきた安全実技教育をアジアへ横展開する活動に注力しています。中でも、千葉工場で実施した安全実技をインドネシアのアサヒマス・ケミカル(ASC)に展開したことは、インドネシアにおける独自の安全文化の形成に大きく寄与しています。

これら一連の活動が評価され、2015年5月に第9回日本化学工業協会 レスポンシブル・ケア賞優秀賞を受賞しました。受賞にあたって、ASCの取締役工場長 平岡正司は「この活動によって、工場全員の安全意識が飛躍的に高まり、仕事への取り組み姿勢も変わりました。現在、研修センターを地域や近隣他社に開放することで地域共生にも大いに貢献しています」と語りました。

化学品カンパニーでは、これからも引き続き安全な場の実現に向けた取り組みを推進していきます。

授賞式の様子

授賞式の様子

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