環境活動 〜環境負荷の高い事業であることを自覚して〜

AGCグループは、環境負荷の高い事業を行っていることを自覚し、「環境」を経営の最重要課題と位置づけ、グループ一丸となって持続可能な社会づくりのために活動しています。

AGCグループ環境基本方針 (2001年2月9日制定、2008年6月25日改定)

基本方針
AGCグループは、比較的大量の資源・エネルギーを使用するグループであるとの自覚のもと、グループビジョン “Look Beyond” の価値観の一つに「エンバイロンメント【環境】」を定めています。

私たちは、限りある資源・エネルギーを有効に使い、気候変動並びに生物多様性をも含む自然環境への影響に配慮し、素材・部材のグローバル優良企業として、持続可能な社会づくりに貢献していきます。

スローガン
善き地球市民として、一人一人が、環境活動に貢献しよう。

環境行動指針
AGCグループは、事業活動全体に渡って、以下の行動指針に基づき、 環境活動に取り組みます。

 1.

統合環境マネジメントシステムに基づく、継続的な改善に努めます。

 2.

環境に関する各種法令・条例・協定等に基づく規制・基準を順守します。

 3.

環境負荷低減並びに汚染の予防に取り組みます。特に、省資源、地球温暖化対策、廃棄物の削減・リサイクル、及び化学物質の適正な管理に関してAGCグループでの目標を設定し、達成に努めまた向上を目指します。

 4.

環境影響を考慮した製品・技術・サービス・設備の開発と社会への提供に努めます。

 5.

環境活動全般について、社会の正しい理解を得られるように積極的なコミュニケーションに努めます。

本“AGCグループ環境基本方針”は、公開します。

「環境活動」に関するグループ・地域の担当者の声

「地球の有限性」や「次世代への責任」を常に忘れず、持続可能な社会の構築に貢献します。

CSR室 MS統括グループリーダー 平岡 茂樹

CSR室
MS統括グループリーダー
平岡 茂樹

AGCグループは、2010年2月に発表した「2020年のありたい姿」の中で、『持続可能な社会に貢献している企業』として、「製品のみならず、生産工程・事業活動全般に亘って環境に配慮」することを謳っています。このように、私たちは本業を通じて地球環境に配慮する仕組みを構築していきます。
従来から継続している活動として、統合環境マネジメントシス テム(統合EMS)、3R※1、土壌浄化の推進、PRTR法対象物質・ VOC(揮発性有機化合物)の削減があります。特に3Rでは、2009年にAGC旭硝子はゼロエミッション※2を達成しました。この活動は、統合EMSの枠組みを利用してグローバルに展開して いきます。
また、今後は経営方針 Grow Beyond で掲げている、「地球温暖化問題に技術力で貢献」にさらに力を入れていきます。具体的には省エネ・温暖化対応の継続、環境商品の拡充、ライフサイクルCO2やカーボンフットプリントへの対応、排出権取引・CDM/JI※3の検討などを進めます。さらに、「化学物質の体系的な管理」 と「生物多様性への対応」にも注力していきます。これらは、モノづくりを行う企業として、EPR(拡大生産者責任)の観点からも、粘り強く活動を推進するべきであると考えます。
私たちは、地球温暖化問題などへの対応を通して、「地球の有限性」、子や孫に負の遺産を残さないための「次世代への責任」を常に忘れず、社会からの信頼と安心を得て、持続可能な社会の構築に貢献していきます。

※1  Reduce(削減)・Reuse(再利用)・Recycle(リサイクル)
※2  廃棄物のうち99%以上をリサイクルすることをゼロエミッションと定義
※3  京都議定書の削減目標を、国際的に協調して達成するための柔軟性措置

製造工程と製品の両面で、地球温暖化問題に技術力で貢献していきます。

AGCガラスカンパニー(欧州事業本部)CSR室 環境規格化安全ディレクター ギイ・バン・マルケ

AGCガラスカンパニー(欧州事業本部)CSR室
環境規格化安全ディレクター
ギイ・バン・マルケ

欧州では、CO2排出量の削減に代表される地球温暖化問題への対応が重要な課題です。AGCガラスカンパニー(欧州事業本部)は環境方針の中で、(1)製造工程:「エネルギー使用の合理化と温室効果ガスの削減」、(2)製品:「ライフサイクルで環境によい影響を与える商品の開発」を2本柱として掲げています。この方針は、AGCグループ経営方針 Grow Beyond で掲げている「地球温暖化問題に技術力で貢献」とも一致します。
製造工程での活動としては、欧州で初めて燃焼ガスに酸素のみを用いたフロート法のガラス溶解炉を導入するなど、さまざまな活動を通じて、2007年から2010年の間に、CO2排出量を6.5%削減しました。そのほか、原料や商品の輸送手段としてマルチモーダル輸送の採用、工場の屋根への太陽電池パネルの設置、排ガスの熱を利用した発電、再生可能電力の購入なども進めています。
製品については、省エネ・創エネ関連製品やライフサイクルでのCO2排出量の削減に貢献するものを多く開発しています。具体的には、高機能コーティングガラス、3層ガラス、ソーラー向けのガラスなどがあります。今後は、製品がライフサイクルで環境に与える影響を「見える化」していく予定です。

事業と環境との関わり

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Topic
環境格付融資で最高ランクを取得、日本政策投資銀行「特別表彰」を受賞

「特別表彰」の授賞式の様子

「特別表彰」の授賞式の様子

DBJ 環境格付 2009

AGC旭硝子は、環境に配慮した経営が評価され、日本政策投資銀行(DBJ)が実施する環境格付融資において、最高ランクの格付を取得するとともに、その中でも環境に対する取り組みが特に先進的な企業に贈られる「特別表彰」を2009年度に受賞しました。
受賞理由として、(1)ガラス生産工程の各種改善努力によるCO2排出量の大幅な削減、(2)板硝子協会と協働した機能ガラスリサイクルの技術の確立と仕組みづくりの推進、(3)使用済みのフロン類の回収と蛍石へのリサイクル、(4)ガラスパワーキャンペーンを通じた省エネ効果や防災効果に優れたエコガラス等の普及活動の4点が特に高く評価されました。

ステークホルダーダイアログ

CSR重点課題の1つである「エンバイロンメント【環境】」をテーマに、2006年3月にステークホルダーの方々をお招きし、さまざまな角度から意見交換を行いました。

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