AGCは、窓に特殊なガラスを貼り付けることで、今まで難しかったオフィスビルや店舗などを省エネ化し、快適な室内空間を作り出しました。
今回は、その特殊な工法「現場施工型後付けLow-Eガラス」についてご紹介します。
「現場施工型後付けLow-Eガラス」ってなに?
Low-Eガラスは、光を通しながらも直射日光や暖房などの遠赤外線を反射する特長があり、室内の保温性を大幅に向上させることができます。
現場施工型後付けLow-Eガラスは、既存の窓の上からLow-Eガラスをそのまま貼り付けるだけで、Low-E複層ガラスと同等の性能を得ることができます。AGCでは、後付け可能なガラスとして「アトッチ®」を開発しました。
アトッチ®によって、これまでオフィスビルや店舗などの窓の複層ガラス化を短い工期で施工することが可能となりました。
アトッチ®を設置すると、どんな良いことがあるの?
- ① 夏の暑さ対策だけでなく、冬の寒さ対策も!
-
- 室内外の遠赤外線を反射するので、年間を通じて高い省エネ効果
- 結露防止※
- ② 施工コスト削減!
-
- 室内側からの施工により、外からの足場設置が不要
- 短い施工時間(1枚あたり30分~1時間)
- 既存のガラスを継続使用するため、既存のガラスを廃棄するコストが不要
- ③ メンテナンスコスト削減!
-
- 遮熱フィルムと異なり定期的な貼り替えが不要なので、追加コストが発生しない
- ※ 結露が発生しないことを保証するものではありません。
どんなところにアトッチ®が使われているの?
アトッチ®は多くの建物に使われています。
特殊機能のついたアトッチ®って?
省エネだけでなく創エネの動きも盛んな流れを受けて、太陽光発電機能を持たせたアトッチ®がキリン横浜ビアビレッジの試飲室に採用されました。簾(すだれ)状にカットした太陽電池セルにより、発電と視界の両立をしています。
他にもガラスの種類を選択することにより、映像投射など用途に合わせてさらに機能を追加できます。
アトッチ®を設置することでオフィスビルや店舗などの断熱性、遮熱性、省エネ性が高まり、快適な室内空間を実現することができます。