道路舗装向けセラミックス材料

遮熱性能とその強度で、ヒートアイランド現象と闘う、AGCの遮熱舗装技術。

アスファルト道路が太陽の熱をため込んでしまうことで発生する「ヒートアイランド現象」。
社会問題となっているこの現象を緩和するために、AGCの製品が使われています。

ギモン その1

ヒートアイランド現象ってなに? ヒートアイランド現象ってなに?

ヒートアイランド現象とは、郊外に比べて都市部の気温が高くなる現象です。
緑や水面が豊かな郊外では、太陽熱が地面にあたっても地面からの水分の蒸発により、大気の加熱は抑えられます。しかし、都市部はアスファルトの道路やコンクリートの建物で覆われているため、水の蒸発が少なく、熱をため込み、なかなか冷めない現象がおきます。

この現象を緩和するため、これまで道路の温度上昇を抑える対策が採られてきましたが、車が道路を走ることでアスファルトに大きな力がかかり、遮熱材料がすり減るという課題がありました。
その解決にAGCのセラミックス顔料 「タフクーレ®」やセラミックス骨材 「タフバーン®」が使われます。

ギモン その2

タフクーレ®、タフバーン®にはどんな特長があるの? タフクーレ®、タフバーン®にはどんな特長があるの?

1.遮熱効果

「タフクーレ®」は、1900℃以上の高温で融解して製造されるとても硬く、強いセラミックスの粉です。そのため、これまでの遮熱材料に比べ、すり減りに強いという特長があります。また、太陽光を反射させる特性により、昼間の路面温度を下げることができることから、遮熱機能を持つ舗装材料に使われます。

こうした遮熱機能を持つ舗装材料は通常のアスファルト舗装と比べ路面の温度を下げることができ、真夏日には路面の温度を10℃下げる効果があります。

2.安全通行性能

遮熱機能を優先し、道路表面に膜上・層状の遮熱材料を敷くと、自転車や自動車がすべってとても危険です。

そこで、安全性を確保するために開発されたのが「タフバーンEH(エクストラハード)」。タフバーンEHの硬度は ダイヤモンドに次ぐ硬度9。とても硬いタフバーンEHが、遮熱機能を持つバインダーの上に固くくっつくことで、遮熱舗装面は高い強度とグリップ力を発揮し、すべらず安全に通行できるようになります。
また、遮熱バインダーを使わずタフバーンそのもので遮熱舗装ができる研究も進められています。
※骨材を路面に接着させるために用いる接合剤

廃棄物削減

ガラスを高温で溶かす炉に使われる耐火レンガ。そのレンガの製造工程で生まれた副産物を利用するため、廃棄物削減にもつながっています。

ギモン その3

ほかに道路に使われているものってあるの? ほかに道路に使われているものってあるの?

レーンごとに色分けされた道路をよく見かけますよね。これは通行レーンを視覚的にわかりやすくするためのカラー舗装です。この材料にすべり止め効果を持つAGCのカラーセラミックス 「タフバーン®」が使われています。

最近では、歩行者の安全のために、歩行者と自転車の分離が進められ、「タフバーン®」が自転車専用レーンに使用される例が増えています。

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