共通基盤技術とコア技術

長年蓄積・深化された共通基盤技術をベースに、高度に洗練された材料科学、材料科学を融合しさらなる高機能化を達成する機能設計、安定的に高品質な製品生産を可能にする生産技術をコア技術として保有しています。またお客様の期待に応える取り組み、素材利用の提案を通じて培った、各種素材を部材に組み上げる部材設計の技術も保有しており、素材の機能を極限まで引き出します。

機能設計

コーティング

AGCはスパッタリングに代表されるPVD(Physical Vapor Deposition)から、CVD(Chemical Vapor Deposition)、湿式コートまで幅広いコーティング技術、膜設計・膜材料技術を保有しています。コーティング技術はガラスや樹脂フィルムなど様々な材料において、光の透過/反射や吸収、電気特性、撥水性などを制御することができます。ガラスやフィルム製品に付加価値を与えるとともに、製品の性能を決定する重要な技術となっています。

異種材料複合化

インフォベール

お客様の求める機能の高度化、複雑化に伴い、単一の材料ではなく複数の異種材料を複合化する技術が重要になって来ています。AGCでは、ガラスとセラミックス、金属、樹脂などの異種材料を接合、貼合する高度な複合化技術を保有しています。これらの技術により、耐久性や生産性などの困難な課題を克服し、モバイル機器用薄板ガラス積層板、ディスプレイ用カバーガラスの直接貼合技術、次世代複層ガラス、フレキシブルディスプレイなどへの展開を図っています。

回路・アンテナ設計

日本に本格的なモータリゼーションが到来する1970年代からスタートしたAGCのガラスアンテナ開発は自動車に搭載されたAM/FMラジオの受信用アンテナをリアガラスに搭載する商品開発から始まり、現在ではフロントガラス、リアガラスなどにアナログ・デジタルラジオ放送や地上波デジタルTV放送受信用アンテナ、モバイルデータ通信用アンテナなど様々なメディアのアンテナが搭載され快適な移動や運転を支えています。今後自動車は自動運転やコネクティビティーの機能実現のため、その通信機能はますます重要性を増しており、通信の”窓”として最適なガラス開口部を使ったガラスアンテナに対する期待は大きくなっています。AGCでは長き渡る独自のガラスアンテナ商品開発や電磁波評価技術、シミュレーション技術をベースに次世代のモビリティーやエレクトロニクスの分野に貢献する製品をグローバルに提供するためガラスを基材とした回路・アンテナ設計技術をますます進化させていきます。