アサヒガードEシリーズ

AGC旭硝子が誇る先進の技術は、さまざまな用途で採用されています。

アサヒガードEシリーズ

環境にやさしいフッ素系撥水撥油剤「アサヒガードEシリーズ」

水・油の両方をはじくフッ素の優れた特徴を生かした撥水撥油剤、「アサヒガード」。より環境に優しい製品を求めるお客様の声にお応えするべく、「アサヒガード」の優れた性能はそのままに、環境への負荷を低減させたのが、「アサヒガードEシリーズ」です。
フッ素樹脂の製造時に使われたり、フッ素系撥水撥油剤中にごく微量不純物として含まれているパーフロロオクタン酸(PFOA)は、環境や人体への影響が懸念されている物質です。2006年1月、米国環境保護庁(USEPA)より、世界の主要なフッ素樹脂・フッ素系撥水撥油剤メーカー8社に、PFOAとPFOA 類縁物質及びこれらの前駆体物質の環境中への排出削減と製品中の含有量削減について自主削減計画への参加が呼びかけられました。「アサヒガードEシリーズ」の開発では「豊かな生活・利便性の維持と低環境負荷の両立」を原点に、高度なフッ素化学の技術でこのPFOAを含まず、さらに高い安全性を有する製品を追求しました。「アサヒガード」は衣類やカーテン、テーブルクロスなどの布製品をはじめ、食品の包み紙やクッキングシートなどの紙製品や医療関連など、より高い安全・衛生面が求められる分野や、皮革製品、自動車の各種パーツにまで、活用の場は広がっており、新製品の「アサヒガードEシリーズ」についても製品ラインナップの充実化を進めています。
またAGCは、安全で高機能なフッ素系撥水撥油剤を使用することで、環境保全にも寄与できるものと考えています。生活排水による環境汚染が問題になっていますが、「アサヒガードEシリーズ」には汚れがつきにくく、また、ついてしまった汚れを落としやすくする機能もあるため、洗濯の回数が減り、節水と同時に衣類などが長持ち。最終的に無駄なゴミを減らすことにもつながります。最新の機能で地球環境を守ることに貢献したい。これが私たちの考えなのです。

アサヒガードEシリーズ

優れた撥水撥油効果で日常生活の中でも活用の場を広げるアサヒガードEシリーズ

「アサヒガードEシリーズ AG-E061」を加工した布

「アサヒガードEシリーズ AG-E061」を加工した布

「アサヒガードEシリーズ AG-E060」を加工した紙

「アサヒガードEシリーズ AG-E060 」を加工した紙の上では油が染みない

厳しい条件を克服し、機能性と安全性を両立

フッ素系撥水撥油剤は食品の包装資材などにも使われるため、食品関係に設けられたより厳しい基準をクリアしなくてはなりません。「アサヒガードEシリーズ」の開発は各国ごとに異なる食品衛生法の申請内容をリサーチすることからはじまりました。
そしてPFOAを含まない新しいフッ素系撥水撥油剤を開発するために、数多くの化学物質を研究する過程で浮かび上がってきたのが、組成の中における“炭素数 ”の問題。水や油をはじく性能は、構成する炭素数が多いほど高く、フッ素系撥水撥油剤の場合は8個以上というのが一般的な説でした。一方上記のPFOA問題の観点からは構成する炭素数が8個以上の場合、生体蓄積性が高いレベルとなり、懸念が持たれています。
さまざまな研究・試作の結果、導き出したのが「6」という炭素数。機能性と安全性を両立する最適な炭素数が判明したことで、業界他社に先駆けてPFOAゼロ(PFOA検出限界未満)の「アサヒガードEシリーズ」が誕生したのです。
AGC では「アサヒガードEシリーズ」の開発を、単なる商品ラインのリニューアルではなく、全くの新製品開発ととらえ、生産体制についても全面的な見直しを行いました。工場の立地や生産ラインをはじめ、計測部屋からサンプル置き場に至るまで新体制を導入。こうして生まれた「アサヒガードEシリーズ」は、日本国内における食品衛生法をはじめ、世界各国の多数の安全基準法などに登録対応し、高い評価を得ています。

血中濃度半減期
(P.KT1/2)
PFHxA
AsahiGuard E-SERIES
PFOA
従来型撥水撥油剤
PFOS
他社従来型撥水撥油剤
(販売中止)
ラット♂ 1~3時間 138~202時間 180時間
サル♂ 5.3時間 21日 200日

フッ素系撥水撥油剤 最終分解物の生体蓄積性

AGCの英知を結集したフッ素化学で社会に貢献します

「安全・安心・快適」で環境に優しい世の中を創造するため、フッ素関連製品に託された使命は限りなく、大いなる可能性を持っているものと考えます。化学の力を通じて、利便性と環境への配慮が両立した社会の実現を目指すAGCでは、「アサヒガードEシリーズ」をはじめ、常にお客様の目線に立ち、フッ素が日常生活に貢献できるようなものづくりを心がけています。これからもニーズに合った環境にやさしい商品を開発すべく、さらなる研究を重ねてまいります。

アサヒガードEシリーズの詳しい情報

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