研究開発の歴史とコアテクノロジー

長年蓄積・深化された共通基盤技術をベースに、高度に洗練されたガラス材料技術、セラミックス技術、フッ素・化学技術と、新しい時代の技術として力を注いでいる、コーティング技術、ガラス複合化技術を融合し、今後も新たなる領域を拓き、グローバルに市場を創出し続けています。

研究開発の歴史

コアテクノロジーの歴史は、創業時、国内初の板ガラスの生産にさかのぼり、ガラスの溶解に関連した原料、製品、耐火物からさまざまなコアテクノロジーが培われ、その進化と融合が、さらに洗練されたテクノロジープラットフォームを創出してきました。

研究開発の歴史

中央研究所コアテクノロジーマップ

幅広いコアテクノロジーの融合により、素材の機能を極限まで引き出します。

中央研究所コアテクノロジーマップ

(★生産技術センターと連携)

AGC旭硝子 製品情報
ガラス材料技術

建築用ガラス、自動車用ガラスに始まり、液晶・プラズマテレビなどのフラットパネルディスプレイ用ガラス、太陽電池用ガラス、半導体用合成石英ガラスなど、ガラスの応用は多種用途に拡大しています。それらのニーズに応えるために、ガラスの組成設計技術を深化させています。また、ガラスの構造をシミュレーションで解析し、新しい視点での材料設計にも取り組んでいます。さらに生産技術センターとの連携により短期間での商品化を目指しています。

セラミックス材料技術

ガラスを溶解するための窯を構成する炉材を開発しています。高温に耐えるだけでなく、ガラスに適した組成や高い均質性を実現し、炉材の品質向上による窯の長寿命化を実現しています。一方でセラミックス材料技術を応用した半導体製造用部材や耐熱保護膜材料、スパッタリングターゲットなどの開発を行い、新素材・新商品を提案しています。

フッ素・化学技術

ガラス原料となるソーダ灰の生産技術から応用を広げ、今ではガラスと並ぶコア技術となっています。特にフッ素化学の技術に強みを持っています。フッ素化合物は耐薬品性、撥水・撥油性、低誘電率、光透過性など優れた特性があり、これらの特性と化合物合成技術、フィルム化技術の組合せによりガラス表面処理や電子関連部材、光通信部材、燃料電池部材を開発してきました。
また、高分子材料技術やナノインプリント技術、ナノ粒子や液晶の技術を有し、新しい素材を生み出すとともに、ガラス技術との融合によりこれまでにない価値を創造しています。

コーティング技術

スパッタリングをはじめCVD、湿式コートまで幅広いコーティング技術、膜設計・膜材料技術を保有し、ガラスや樹脂フィルムなど様々な材料において、光の反射や吸収、撥水性などを制御することができます。ガラスやフィルム製品に付加価値を与えるとともに、太陽電池や電子部材の性能を決定する重要な技術となっています。

ガラス複合化技術

ガラスとガラス、ガラスと樹脂を組み合わせるための、材料技術と貼り合わせ・封止技術を保有しています。泡や異物の混入を許さず、かつ耐久性と生産性が要求されます。ペヤガラスや、液晶を利用した調光ガラスなどの製品があり、今後はフレキシブルディスプレイなどへ応用範囲を拡大していきます。

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