ASPEX事業部では、分裂酵母による組み換えタンパク質生産システム「ASPEX*」を中核に、バイオ医薬品受託製造を事業化。 国内バイオ医薬品受託製造業者としてNo.1の地位を確立している。 さらにはASPEX技術を応用し、環境に貢献できる“グリーンバイオ”を推進している。 これからもASPEX事業部は、医薬・化学業界に対して、医薬品製造プロセス構築ノウハウとGMP*対応設備を駆使し、タンパク質製造のトータルソリューションを提供していく。
*Asahi Glass Schizosaccharomyces pombe Expression System
*Good Manufacturing Practice「医薬品の製造管理及び品質管理に関する基準」
旭硝子では1980年代に化学事業分野におけるバイオ技術の重要性に注目し、遺伝子組み換え技術などの基礎研究をスタート。そのなかで開発されたのが、分裂酵母S・ポンベを利用したタンパク質生産システム「ASPEX」だ。酵母を利用することで、大腸菌などでは生産できない複雑なタンパク質をつくることが可能になり、工業用タンパク質からバイオ医薬品まで広く対応できる製造技術を確立した。 さらに医薬品製造設備の基準であるGMPに準拠した製造設備を備え、バイオ医薬品受託製造を事業化した。
ASPEX事業部の最大の特徴は、バイオ医薬品製造に関わるすべてを請け負うことだ。量産化に適したプロセス開発から、3000?スケールの培養設備を使っての商業用製造まで、すべてを手がける企業は国内唯一といっていい。このため多数の上市品・治験用を含むバイオ医薬品の製造経験を得て、ものづくりの豊富なノウハウを蓄積してきたことが大きな強みとなっている。 医薬業界は人々の生命や健康に直接関わる分野だけに、信頼性が極めて重要視される業界だ。ASPEX事業部では、お客様である製薬会社等との密なコミュニケーションに努めるとともに、医薬品製造で着実に責任を果たし、実績を重ねていくことでお客様との高い信頼関係を築いている。
ASPEX事業部では、どんなタンパク質の製造依頼に対しても、最適なプロセスを最短で構築できる技術基盤に磨きをかけ、医薬品製造の実績をもとに、さらなる海外展開も視野に入れている。また、ASPEX技術をグリーンバイオ分野に応用し、食料と競合しないバイオ燃料の生産関連の研究や、バイオマスプラスチック原料を高効率で生産する分裂酵母の研究を加速。持続可能な社会の実現に貢献していく。