AGC 旭硝子 2013 RECRUITING INFORMATION
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化学品事業

化学の力で時代が求める
多様なニーズを実現する

AGCグループは、ガラスメーカーで唯一化学品事業をコア技術のひとつにもつ。化学製品は世の中のあらゆる分野・市場で用いられているだけに、多様なビジネスチャンスに恵まれている。それゆえ、化学品カンパニーは、化学の力を最大限活用し、他社には真似のできない新たな価値、新たなビジネスを創出すことが期待されている。
化学品事業は、クロールアルカリ・ウレタン、フッ素化学・スペシャリティの2つの事業を中心に構成されている。およそ1世紀にわたって培った技術・ノウハウにより独創的な製品群を開発・生産することで、ターゲットとする市場においてグローバルNo.1となることを目指している。
クロールアルカリ分野では東南アジアにおいてトップメーカーの座を有しており、今後GDPの成長が見込まれるアジア地域において生産設備の増強を進めている。また、フッ素樹脂は世界マーケットにおいてすでにトップシェアを得ており、その地位を確固たるものとしている。
こうしたプラント建設にあたっては化学系技術者とともに、機械・電気系技術者が大きな役割を果たしている。彼ら技術者には海外拠点拡充にともない、さらなる活躍の場が用意されている。

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ファイン重曹

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Eシリーズ

クロールアルカリ・フッ素化学の技術をベースにした独創的で付加価値の高い製品群

化学品事業は、ガラスの主原料であるソーダ灰の自給生産と苛性ソーダと併産する塩素の誘導品を起点とし幅広く展開してきた。下図のように、クロールアルカリ等の基礎化学品から、フッ素化学品等の高機能製品まで一貫製造しているのが特徴だ。そのため、原料から末端製品までのすべてのプロセスで行き届いた安全・品質管理と環境への配慮が可能となり、今日、数多くの分野で世界トップレベルの製品を生み出している。
特筆すべき技術として挙げられるのが塩素誘導品の有機合成技術に端を発したフッ素化学の技術である。精密合成技術を駆使し、これまでの樹脂にはない高耐熱性・耐薬品性・耐候性を付与したフッ素樹脂、塗料用フッ素樹脂、フッ素ゴムを開発。これらは高度に機能化が進んでいる自動車・航空機等の分野で急速に需要が拡大している。
フッ素化学の技術は燃料電池用フッ素ポリマーなどのエネルギー事業にも活用され、AGCグループ全体のコア技術となっている。また、医薬品・農薬分野へも応用され、フッ素系医農薬中間体を生産している。このため、医薬品製造基準(cGMP)に対応した設備があり、高次中間体から原体の受託製造も行っている。
フッ素樹脂製品の多くは1970 〜 80年代にかけて開発され、それが今日まで四半世紀以上にわたって主力製品の座にある。その意味では、現在の研究開発は四半世紀先を見越して、「化学品の未来を創る」という気概をもって進められており、そこにこそ化学系技術者のやりがいがあるといえる。なお、化学品事業は本社と工場にエンジニアリング部門を擁し、プラントの建設から日々のメンテナンスまで、すべてを自社技術をベースにこなしているのも特徴だ。

欧米市場に加えてアジアでも次世代市場での競争優位を目指す

基幹分野であるクロールアルカリ事業は、成長が続くアジア地域の旺盛な需要を支え続けている。タイでは2011年、インドネシアでも2012年、基礎化学品である苛性ソーダの増産を実施し、両国での堅調な化学品需要に対応する。苛性ソーダは紙パルプや化学繊維、酸化アルミなどの生産に不可欠な素材だ。苛性ソーダと同時に発生する塩素も、塩化ビニール樹脂やポリカーボネートの原料となり、経済成長にともない需要が拡大する化学品である。同事業では今後も東南アジアのGDPの伸びに応じた増産体制を築き、地域No.1の地位を盤石なものにしていく。
一方、フッ素化学・スペシャリティ事業においては、環境、エネルギー、半導体、ディスプレイ、光関連、メディアなどの次世代市場で、高度フッ素設計技術・加工・ポリマー技術と独自の提案力を付加価値としてお客様に提供することにより、ソリューション型ビジネスを展開。世界初の透明フッ素樹脂「サイトップ®」は光学材料、半導体材料の画期的な新材料として優れた性能が注目されている。さらに、高機能フッ素樹脂フィルムや、液晶材料等も大きく期待されており、市場競争力のある製品を次々と送り出している。また、リチウムイオン電池の正極材や、世界で初めての溶剤可溶型塗料用フッ素樹脂「ルミフロン®」、フッ素系撥水撥油防汚加工剤「アサヒガード®」、フッ素系医農薬中間体など多様な製品を創出している。
フッ素樹脂およびフッ素ゴム製品については、欧米の生産・販売拠点の強化に加え、中国を中心にアジア地域への市場拡大を図っている。こうしたグローバルな供給体制の整備にともない、お客様に対して成型加工などに関するコンサルティングをはじめ多彩なサポートと技術情報の発信・提案を行うテクニカルサービス機能を強化。すでに北米にテクニカルサービスセンターを開設したほか、他地域でのサービスも充実させ、お客様の信頼・満足度向上を図っている。

“Chemistry for a Blue Planet”を掲げ、環境・エネルギー分野に注力する

これまで化学は快適で便利な暮らしに役立ってきたが、同時に環境に負荷をかけてきたことも事実である。化学工業が公害問題に直面した1960年代後半、旭硝子は「公害を出す企業はもはや存続し得ない。公害の要因となるものは最初から出さない」という基本指針を示した。以来、旭硝子は環境を切り口にした技術革新を続け、地球規模の環境問題に対するフレキシブル太陽電池用フィルムや燃料電池用MEA(膜・電極接合体)などの開発につなげていった。
そしていまAGC化学品グループは、“Chemistry for a Blue Planet” をメッセージとして発信している。「私たちは化学の力を通じて、安全、安心、快適で、環境に優しい世の中を創造します。」その言葉を胸に、化学事業は化学のさらなる可能性を探求していく。なかでも今後、化学の力を最大限に発揮できるのが「環境とエネルギー」分野だ。

日本、中国、ドイツetc世界の都市で活躍する旭硝子の化学製品

世界で最も高い電波塔だけに頻繁にメンテナンスすることが難しい「東京スカイツリー®」(634m)。そこで外装の塗料に採用されたのが「ルミフロン®」だ。商品化以来、20年間以上のメンテナンスフリー実績を持ち、長期視点に立つとVOC*排出量も削減できるメリットが評価された。
また、2010年の上海国際博覧会で日本館に採用された高機能フッ素樹脂「アフレックス®」は耐熱性・耐薬品性・非粘着性・電気特性・耐候性・透明性等の優れた特長をもつ。その生産・販売量では旭硝子が世界NO.1で、2006年サッカーワールドカップドイツ大会のメインスタジアムでも使用されている。近年は太陽電池関連の環境商品としても期待されており、表面材や裏面材に使用することで長期耐久性や信頼性向上に寄与している。さらにノートパソコンや携帯電話での利用が期待されるフレキシブル太陽電池の発電層(特殊なシリコン)をカバーする素材としても活用され、その用途は広がるばかりだ。

※揮発性有機化合物。環境汚染や健康被害を招く原因になり得る。

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