基本的な考え⽅

AGCグループでは、ケイ砂などの天然資源やエチレンなどの工業材料を使用して製品を製造しており、特定した長期的な社会課題認識(マテリアリティ)の一つである「資源の有効利用」への取り組みとして、限りある資源を有効に使い再生資源の活用を進めることを通じて新たな資源の使用削減を推進しています。
取り組みの一つとして、梱包材を含む資源生産性*の向上や資源を最大限に循環利用することに努めています。
従来、基本的な環境活動として推進してきた廃棄物の3R(Reduce、Reuse、Recycle)を深化させ、事業の全フェーズで資源の循環ループを構築することを目指しています。

資源がどれだけ有効に利用されているかを総合的に表す指標。自然資源やエネルギーが使われた量と、それによって作り出された生産量や経済価値の比率で求められる。

資源の循環ループ

資源の循環ループ

資源循環に関する以下の目標を掲げ、グループ全体で目標達成に向けて活動を行っています。
・埋立処分率:1%未満
・資源投入量の削減
・資源の再(生)利用率向上
・非化石由来材料の導入

ガラスカレット(ガラス屑)の活用

ガラスの製造工程では、原材料であるケイ砂などの代替品として、ガラスカレットを活用しています。
製造工程で発生するガラス端材などを技術的に可能な範囲で原材料として再生利用することで天然資源の使用を削減しています。

ガラスカレット
ガラスカレット

ディスプレイ用ガラス製造でのガラスカレットの活用

特に高い品質が求められるディスプレイ用ガラスについても、原材料としてガラスカレットを活用し、製品におけるリサイクル材料含有率をISO14021に準拠して示すとともに、第三者認証を取得しています。

ISO14021

ガラス製品搬送用リターナブルガラスパレット

ガラスパレットは、ガラス製品の輸送時に使用する荷台で、繰り返し使用可能な鉄製のリターナブルタイプを用いています。
2020年より位置管理システム「パレットIoTシステム」を導入し、確実なパレット回収・輸送の効率化などを目指しています。

フロン類とフッ化カルシウムの回収・リサイクル

化学品事業では、フッ素系製品として代替フロン(HCFC、HFC)やフッ酸を製造しています。原料であるフッ化カルシウム(蛍石)は、産出国や埋蔵量が限られている天然資源であり、中国からの輸入に大きく依存しています。
日本国内のAGCグループでは、フロン類のリサイクルを推進しており、1997年以降、使用済み製品をお客様から回収し、AGC千葉工場で破壊し再利用しています。

フロン類回収リサイクルの流れ

フロン類回収リサイクルの流れ