ダイバーシティ
& インクルージョン

AGCグループは、ダイバーシティ(多様性)を長期的な競争力の源泉と考えており、グループビジョン “Look Beyond” の「私たちの価値観」の一つに「多様性(Diversity)」を掲げ、女性、LGBT、障がいがある方の活躍推進や外国籍人財の拡大などを通して、意欲ある多様な人財が活躍できる組織の実現を目指しています。
なかでも女性の活躍推進は重要なテーマの一つであり、AGCグループでは2009年から本格的に検討を開始し、女性の積極的採用や活躍の場の拡大、女性従業員が活躍できる環境づくりなど、女性従業員のさらなる活躍に向けた施策に取り組んできました。2017年には「女性活躍事務局」を設置し、制度整備などのハード面での充実に加え、女性活躍事務局と女性従業員本人、上長の3者面談の実施、女性従業員の横断的ネットワークの形成など、ソフト面でのサポートにも注力しています。

数字で見るAGC

  • 2020年入社
    新卒新入社員女性比率

  • 女性役職者比率

  • 育児休業取得率
    ※2019年度

  • 入社3年以内離職率
    ※2020年12月31日時点

  • 有給休暇消化率
    ※総合職(一般社員平均)

  • 平均残業時間
    ※総合職平均(一般社員平均)

多様な働き方を推進する
制度・施策

仕事と育児の両立

仕事と育児の両立

多様な働き方の促進

  • 在宅勤務制度
    2012年4月より、育児と介護のための在宅勤務制度を導入しました。2017年12月に働き方の見直しを進めるために世間に先駆けて、同制度を大幅に拡充。理由や回数を問わずに幅広い利用を可能としています。
  • フレックスタイム制度
    (コアタイムなし)
    コアタイムのないフレックスタイム制を常昼勤の従業員を対象に導入し、業務の繁閑にあわせた柔軟でメリハリのある働き方を推進することで、仕事と生活の両立を促しています。
  • 兼職(副業)許可制度
    社外で得た新たな能力や知見、人脈などを本業に生かしてもらいたいという考えのもと、一定のルールを定めた上(許可制)で兼職(副業)を認めています。
  • 時間単位の年次有給休暇制度
    より柔軟な休暇取得により、時間を今まで以上に有効に活用できる仕組みとして、年次有給休暇のうち年間最大5日分について、1時間単位でも取得できるようにしています。
  • 新型コロナ臨時手当
    コロナ禍を踏まえ、在宅勤務をはじめとする新しい働き方へ挑戦している従業員と、感染リスクに備えつつ出社し勤務している従業員双方に対し、2020年11月より、3,000円/月(定額)を時限的(最大1年間)に支給しています。
  • 協創空間AO
    AGC横浜テクニカルセンター(横浜市鶴見区)内の新研究開発棟内に、社内専用エリア(SECURITY ZONE)に加え、お客さまやアカデミア、ベンチャー企業などの社外パートナーとの協創を加速する場として、協創空間「AO(アオ/AGC OPEN SQUARE)」を設けています。
    訪れる方々のビジネス拡大や価値最大化を目指し、「つなぐ」「発想する」「ためす」をコンセプトに据え、施設内にはAGCの素材や技術を生かした外部パートナーとの協創展示「AO Gallery」、ユーザーのニーズとAGCのシーズから生み出された製品、価値、最新トピックスをきっかけに対話ができる「AO Park」、AGCの最先端素材や技術に触れられる展示エリア「AO Studio」、外部パートナーと一緒にサンプルを評価し、プロトタイプをつくる協創実験室の「AO Lab.」の4つのスペースを用意しています。
  • 健康経営優良法人2021
    ホワイト500認定
    経済産業省と日本健康会議より「健康経営優良法人2021ホワイト500」に認定されました。
    「健康経営優良法人認定制度」は、地域の健康課題に則した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業などの法人を顕彰する制度です。健康経営は社員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することで、従業員の活力向上や生産性の向上などの組織活性化をもたらし、業績向上や株価向上につながると期待されています。
  • 日経Smart Work
    4.5星認定
    日本経済新聞社が実施した、働き方改革を通じて生産性革命に挑む先進企業を選定する「第4回日経Smart Work経営調査」に参加し、2020年11月2日に発表された結果において、4.5星に認定されました。
    本調査は2017年から日本経済新聞社が実施しているもので、全国の上場企業と有力非上場企業を対象とし、
    ・多様で柔軟な働き方の実現
    ・新規事業などを生み出す体制
    ・市場を開拓する力

    の3要素によって組織のパフォーマンスを最大化させる取り組みを「スマートワーク経営」と定義し、企業統治など経営基盤も加え、星5段階で評価されます。
  • DX銘柄認定
    経済産業省が東京証券取引所と共同で選定する「DX(デジタルトランスフォーメーション)銘柄2020」に選定されました。
    AGCグループは、素材メーカーとして、開発・製造の領域を中心にデジタル化の取り組みに着手し、徐々に営業・マーケティング、物流などにその範囲を拡大しました。また独自のデータサイエンティスト育成プログラム「Data Science Plus」を確立し、これらを支えるデジタル人財の育成にも注力しています。こうした一連のDXに関わる取り組みが評価され、「DX銘柄2020」の35社の1社として選定されました。

女性活躍施策

AGCでは、
意欲ある多様な人財が
活躍できる組織を
目指しています。
その一環として
女性活躍推進に取り組み、
専任組織
「女性活躍事務局」を設け、
制度利用などのサポートや
意識改革、環境整備などに
取り組んでいます。

  • 配偶者転勤時休職制度
    2017年10月より、配偶者転勤時休職制度を導入しています。配偶者の転勤に帯同する場合、最長3年休職扱いとすることができます。本制度は男女ともに利用が可能です。
  • 退職者再雇用希望
    登録制度
    2011年8月より、結婚、出産、育児、配偶者の転勤、介護のいずれかの理由で、やむを得ず自己都合退職する女性社員向けに退職者再雇用希望登録制度を導入しました。2017年10月に社会的な雇用流動化や従業員のニーズなどを踏まえ、対象者を拡大し、男女ともに利用が可能な制度となっています。
  • 女性メンター制度
    2011年8月より、総合職向けの女性メンター制度を導入しています。経験豊富な先輩社員(メンター)が後輩社員(メンティ)に対して、キャリア形成や仕事と子育ての両立などにおける悩みや課題の解消を援助し、個人の成長のサポートを行います。
  • 育児休職復職者
    対象セミナー
    復職後1年以内の総合職を対象に、仕事と育児を両立しながら組織のなかで主体的に成長するためのキャリア開発を目的としたセミナーを開催しています。セミナーでは同世代の子どもを持つ社員が集まるため、ママ社員同士のネットワーク形成にもつながっています。
  • 仕事と育児の両立支援
    プログラム・ハンドブック
    産休・育休からのスムーズな職場復帰を目的として、産休前、育休中にオンライン講座やライブ配信セミナーを受講できる「仕事と育児の両立支援プログラム」を導入。また、キャリアと育児の両立で問題になりがちなトピックを妊娠期から小学校の壁まで網羅した「仕事と育児の両立支援ハンドブック」を合わせて活用することで、その時に必要な準備・心構えのポイントなどを知ることができます。
  • なでしこ銘柄認定
    経済産業省および東京証券取引所から、女性活躍推進に優れた企業として2019年度「なでしこ銘柄」に選定されました。「なでしこ銘柄」への選定は、2012年度、2013年度、2019年度に続き、今回で4度目となります。
    なでしこ銘柄とは、経済産業省と東京証券取引所とが共同で、2012年度より女性活躍推進に優れた上場企業を「なでしこ銘柄」として選定しています。なでしこ銘柄は、「女性活躍推進」に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、企業への投資を促進し、各社の取り組みを加速化していくことを狙いとしています。

社員インタビュー

  • 男性育児休業取得者の声

    ワークライフバランスが図れて、
    仕事にもプラスに。

    妻の体調が早く回復できるようにと、出産直後の3週間、育児休業を取得することを決めました。会社にその意向を伝えると、上長や同僚から「育休は取った方が良い」と快く受け入れられ、業務の引継ぎなどもスムーズに完了。手厚いサポートのもとで、安心して家族3人での暮らしをスタートさせることができました。その際、一日の育児習慣を妻と相談しながらつくれたので、業務に復帰した今でも私が帰宅後にすべきことを明確にでき、ストレスなく楽しく育児ができています。育児休業を取得したことで、家族として育児に関わることの幸せを実感でき、ワークライフバランスを図ることへの意識が高まりました。仕事にもいい影響が出ていると感じています。

    鷹野 泰志
    電子カンパニー 技術開発本部 開発企画部 技術企画グループ
    マネージャー
    (2009年入社・事務系・学士)
  • 配偶者転勤時休職制度利用者の声

    復職できる安心感があるから、
    海外生活も楽しめる。

    夫の海外赴任が決まった時、まず単身赴任ではなく家族で一緒に暮らしたいという思いがありました。その一方で、私自身はAGCでまだまだ働きたいという気持ちもあり、話し合いの末に配偶者転勤制度を利用することに。制度を利用したいことを上長に伝えたところ、すぐに理解を示してくださり、そのおかげで引継ぎなど、休職前に計画的に進めることができました。しばらくの間、仕事から離れてしまう寂しさは少しありますが、帰国後に復職できることは大きな安心感を与えてくれます。また、復職後をイメージしながら、語学学習など目標をもって海外で生活できることは、自分にとってプラスとなっています。

    水野 順子
    千葉工場 ファインケミカル部 精密化学課
    マネージャー
    (2007年入社・技術系・修士・アメリカ在住)
  • 海外MBA留学者の声

    多様性に富んだ
    同級生との勉強を通じ、
    自己成長を実感。

    2017年に異動した車載ガラス事業部において、世界中のお客さまやAGCメンバーと仕事をする機会を得ました。その経験から、グローバルな環境でチームをまとめる力を発揮できるようになりたいと、MBA留学を志しました。留学の準備として、会社の自己啓発支援制度を活用し、外部講座を受講。計画的に勉強を進めていましたが、仕事の繁忙との調整がつかない場合も上長が快く相談に乗ってくれたおかげで、仕事と勉強を両立することができました。現在はスイスで、多様性に富んだ同級生とのグループワークなど、勉強漬けの毎日を送っています。自己の成長を感じる一方で、どうすればチームのパフォーマンスを最大化できるのか、日々議論していることも貴重な経験となっています。

    石川 佳樹
    オートモーティブカンパニー モビリティ事業本部 車載ガラス事業部 営業部
    営業企画グループ マネージャー
    (2009年入社・事務系・学士・スイス在住)
  • 在宅勤務者の声

    これからの時代にふさわしい、
    自律的・生産的な
    新しい働き方へ。

    現在、鹿島工場の製造課で新製品の試作立ち上げやDXの推進を担当。兼務として本社にも所属しており、アジアの工場の製造課と連携し、技術的な内容を取りまとめる仕事をしています。働き方の見直しを進めるために世間に先駆けて導入されたこの制度を、私は2年前から活用。周囲との連携をどうスムーズにするかなどいろいろと試しながら、働き方を改善し続けています。今では、現場でしかできないこと、自宅でもできることを事前に選別して着手することで、出社日の仕事の効率を高めることができるようになりました。まだ試行錯誤中ですが、コロナ禍における変化をチャンスと捉え、工場メンバーの自律的・生産的な新しい働き方を、みんなでつくりあげたいと思っています。

    藤村 正貴
    鹿島工場 ガラス部 コート課
    (2013年入社・技術系・修士)
  • 外国籍従業員の声

    日常からの異文化交流が、
    より良いアイデアにつながる。

    社内では日本語でコミュニケーションを行っているのですが、遠慮せずに自分の感じたことを率直に発言することを心がけています。外国籍の社員が増えて会社の多様性が高くなることは、日常から異文化交流が生み出されることになるため、良い刺激を与えられるのではないでしょうか。バックボーンのまったく異なる社員が触れ合うことで、一人ひとりの個性や特徴が引き出しやすくなり、より良いアイデアにつながると思います。また、2015年に東南アジア競技大会の柔道シンガポール代表として選ばれた際、会社から特別有給休暇をいただき合宿に参加することができました。その結果、銅メダルを獲得。プライベートにも全力でサポートしてもらえる会社であることに、心から感謝しました。

    ウィー プイセン
    電子カンパニー 先進機能ガラス事業本部 営業統括部 営業1部 営業1グループ
    (2012年入社・事務系・学士・シンガポール出身)
  • 女性管理職の声

    女性管理職が身近になれば、
    キャリアイメージも広がる。

    私が管理職になったのは、育休と復職を繰り返している時期だったので正直驚きました。一方で、個々のライフイベントを尊重し、決してマイナスに捉えることなく仕事ぶりを評価してくれる会社だと改めて感じました。AGCは、重要な仕事やさまざまな機会を性別に関係なく与えてくれる環境ですが、女性管理職は増加傾向とはいえ、まだ少数です。もっと増えて身近になることで、女性のキャリアイメージも広がるのではないでしょうか。多様な人財が管理職として活躍することで、ますます受容・共感・思いやりの輪が広がると思います。私自身、今まで周囲に助けられたので、管理職という立場から、困難や不安を抱えている人をサポートしていきたいと考えています。

    兼子 和佳子
    技術本部 材料融合研究所 機能部材部 コーティングチーム
    マネージャー
    (2008年入社・技術系・博士)