転職者インタビュー#02
転職者インタビュー#02
CAREER INTERVIEW 02
電機
メーカー
AGC
まったく予想できなかった、
AGCとVRのつながり
この最先端技術で設計や
マーケティングに革新を
転職者インタビュー#02
  • 先端技術研究所 
    共通基盤技術グループ
    ソフトサイエンスチーム
    (取材当時)
    2017年キャリア入社
  • 大学院では、人工衛星に搭載される宇宙空間での放射線検出装置の開発に関わり、放射線の統計的なシミュレーションを研究。そこで得た知識を生かせると、前職で7年ほど画像処理や放射線などに関する研究職を経験。
転職者インタビュー#02

私には無縁だと思っていたAGCで
運命的な仕事に巡り合った

前職では画像処理技術の研究や放射線シミュレーションの研究を行っていました。これまで培ってきた経験を生かしつつ、新たなジャンルへの挑戦ができる研究開発職に就きたいと転職活動を行っていた時、偶然出会ったのがAGCでした。
AGCはガラスなどを手がける素材メーカーであり、化学の知見などまったくない自分には無縁だと思っていたのですが、画像に関するシミュレーション技術に通じた技術者を求めているとのことでした。私の経歴とマッチングしたポジションで、運命的なものを感じて面接に臨んだところ、「VR(仮想現実)に興味はありませんか?」という意外なオファーをいただきました。AGCでは、業務上の課題をVRでシミュレーションして解決策を導き出していく研究に取り組んでいると伺いました。VRを使用した研究は私自身にとってまだ経験したことのない分野でしたが、ぜひチャレンジしてみたいと入社を志望しました。

転職者インタビュー#02

建設中の工場新棟を仮想空間上に構築し
社内で高い評価を獲得

入社して驚いたのは、この先端技術研究所では実に幅広い研究テーマが展開されていること。ビッグデータ解析や機械学習などの領域を研究している人もいらっしゃいます。そのなかで私は、CG(コンピュータグラフィックス)によるVRシミュレーション技術を、社内の設計試作業務やマーケティングなどに活用するための研究開発を推進しています。
製造業にVRをどう生かせるのか、まだセオリーは確立されていません。逆に言えば、発想次第でいろいろなソリューションを実現できる可能性を秘めています。私が挑戦しているのは、建築物の設計にVRを活用すること。CADデータを三次元化し、最先端のゲームエンジンを駆使してVRで建屋内の様子を可視化することで、最適な設備の配置などを容易に検証できる。その具体的な取り組みとして、現在京浜工場に建築中の新棟をVR化し、完成像を仮想空間上に構築しました。当時まだ入社半年も経たない頃でしたが、研究内容を発表する社内イベントの技術討論会でこの成果を報告したところ、優秀賞を受賞。キャリア入社でも結果を出せばすぐに評価される風土であり、それも良い意味で想定外なことでした。

転職者インタビュー#02
転職者インタビュー#02
転職者インタビュー#02

職場環境や制度が充実したAGCで
新たな技術を創り出す

私は初めての転職で、当初は新しい環境で活躍できるのか不安もありましたが、前職で培った研究スキルは十分に通用しましたし、チームのメンバーは皆親切で、ストレスなく職場に馴染むことができました。また、人財育成に非常に力を入れていることも、AGCの魅力の一つです。ヨーロッパの研究チームと協業する機会も多いため、海外とのコミュニケーション力を向上させたいと思い、自己開発支援制度を利用して英語の学習にも努めています。
現在はガラスなどの物質をそのままCGで再現する手法の開発に取り組んでいます。このCG技術をもとに、AGCのガラスを使用すると建築物がどのような表情になるのか、VRでプレゼンテーションできればお客さまへの強力なマーケティングツールになります。ガラスのような透明・半透明の物体をCG化するのは非常に難しく、アカデミアとの共同研究も考えています。外部とのコラボレーションもAGCは積極的に推進しており、自ら企画してアクションを起こせば実行できる環境です。VRは大きなポテンシャルを持つ技術領域ですので、ぜひここからイノベーションを起こして、AGCをさらに進化させる力になりたいと思っています。

取材:2018年11月