2022年04月05日製品リリース
インドネシアのアサヒマス・ケミカル社がPVC増強設備の初出荷式を開催
ＡＧＣ（ＡＧＣ株式会社、本社：東京、社長：平井良典）は4月1日、化学品製造・販売子会社であるアサヒマス・ケミカル社（ASC社、本社：インドネシア、社長：宮崎淳）のアニール工場（バンテン州）にて、インドネシアの官庁関係者およびチレゴン市長などの列席の下、同工場の塩化ビニル樹脂（以下、PVC）増強工事完成に伴う初出荷式を実施しました。
ASC社は、インドネシアを含む東南アジア地域における苛性ソーダやPVCなどのクロール・アルカリ製品の需要拡大に対応するため、事業開始以来能力増強を重ねてきました。本増強は、2016年の大規模増産以来であり、工事期間中は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたものの、本年３月より本格稼働を開始しています。これにより、当社グループのPVC年間生産能力は東南アジア地域で120万トン（増強前100万トン）、ASC社で75万トン（増強前55万トン）に拡大しました。
AGCグループは、中期経営計画 AGC plus-2023 の注力事業のひとつとして、東南アジアにおける化学品クロール・アルカリ事業拡大を目指しています。東南アジアの苛性ソーダおよびPVCの市場は、経済成長に伴う製造業やインフラ事業等の継続的な拡大を背景に、年率4%程度の成長が見込まれております。当社グループは、今後も成長する域内需要を着実に取り込み、競争力を強化していくとともに、東南アジア地域の経済発展に貢献していきます。
ご参考
関連リリース： インドネシアでPVCの生産能力を増強（2018年9月5日発表）
- ◎本件に関するお問い合わせ先：
- ＡＧＣ株式会社 広報・IR部長 小川 知香子
- 担当：中尾
- TEL: 03-3218-5603
- E-mail: info-pr@agc.com
