2018年09月05日経営リリース
インドネシアでPVCの生産能力を増強
東南アジアのクロール・アルカリ事業を今後も拡大
AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:島村琢哉)は、インドネシアの当社グループ会社アサヒマス・ケミカル社(ASC社)における塩化ビニル樹脂(PVC)生産能力を20万トン増強し、75万トンに拡大します。操業開始は、2021年第2四半期を予定しており、東南アジア地域でのPVC年間生産能力は約120万トンとなります。
当社の東南アジアにおけるクロール・アルカリ事業は、インドネシア、タイ、ベトナムで展開しています。同地域では製造業やインフラ事業等が経済成長に伴い継続的に拡大しており、今後もクロール・アルカリ事業で手掛けている苛性ソーダやPVCの需要は安定的に伸長することが見込まれています。この旺盛な需要に対応するため、インドネシアのASC社で2016年の苛性ソーダやPVCなどの大規模増強に引き続き、今回のPVC生産能力増強を決定しました。
AGCグループは経営方針 AGC plus の下、東南アジアにおけるクロール・アルカリ事業の拡大に注力しています。今後も更なる能力増強を実施し、東南アジア地域No.1のポジションを確固たるものにすると共に、同地域の経済発展に貢献していきます。
ご参考
■アサヒマス・ケミカル社概要
1.社 名 | アサヒマス・ケミカル株式会社 |
2.代 表 者 | 木下 勝也 |
3.所 在 地 | 本社:インドネシア・ジャカルタ 工場:インドネシア・バンテン州チレゴン |
4.資 本 金 | 84百万ドル |
5.出資比率 | AGC 52.5% 三菱商事 11.5%、現地パートナー 36% |
6.設 立 | 1986年 |
7.事業内容 | 苛性ソーダ、二塩化エチレン (EDC)、塩ビモノマー(VCM)、塩化ビニル樹脂(PVC)等化学品の製造販売 |
■東南アジアにおけるクロール・アルカリ事業の事業展開
現在の東南アジアにおけるクロール・アルカリ事業の事業展開は下記の通りです。今後、同事業の主要製品である苛性ソーダ、VCM、PVCの更なる能力増強を検討していきます。
現在の東南アジアにおけるクロール・アルカリ事業の事業展開は下記の通りです。今後、同事業の主要製品である苛性ソーダ、VCM、PVCの更なる能力増強を検討していきます。
- ◎本件に関するお問い合わせ先:
- AGC株式会社 広報・IR部長 玉城 和美
- 担当:北野
- TEL: 03-3218-5603
- E-mail: info-pr@agc.com