「ガラスで発電」と聞いても、ピンと来る人は少ないと思います。AGCはガラス建材としても使える建材一体型太陽光発電ガラスを作っています。今回は「ガラスで発電」の仕組みに迫ります!
ギモンその1「建材一体型太陽光発電ガラス」ってなに?
建材一体型太陽光発電ガラスとは、基本的なガラスの機能に加えて、太陽光発電ができるガラスのことです。
ビルや構造物の省エネやCO2削減など環境負荷低減が求められるなかで、AGCでは、建材一体型太陽光発電ガラス「サンジュール®」を開発しています。


ギモンその2サンジュール®にはどんな特長があるの?
「サンジュール®」は、一般的な合わせガラスと同じ構造を持ち、ガラスが設置できるところであれば設置できるという特長を持っています。強化ガラスを使用し、より頑丈に作られた「サンジュール®」は、ガラスの両面で発電可能なので垂直に設置をしても効率よく発電することができます。
こうした特長から、「サンジュール®」は壁面、ファサード、天窓、手すり、など様々な場面にデザイン性を損なわずに活用されています。

ガラスを設置できる場所なら設置できる!ガラスの両面で発電できる!
ギモンその3どんなところで使われているの?
小倉駅小倉城口のペデストリアンデッキ(歩行者専用の高架建築物)に採用されています。晴れの日は、発電を行い、雨の日は屋根として歩行者が濡れるのを防ぎます。
その他にも、駅の街路灯・フェンス・案内板・時計塔、学校の校舎の天窓や屋上、窓といったさまざまな場所で採用が進んでいます。




「サンジュール®」は、これまでの太陽電池にはない自由度の高さから、高いデザイン性と機能を追求したガラスとして、建物や構造物の価値を高めることに貢献しています。