(5)額縁のガラス

より忠実に、鮮明に。先人の生んだ文化を守る。より忠実な観賞を実現する。AGCが担う大事な役割。

古来より先人が生んできた重要な文化財産である美術品。

美術館に展示されている絵画や写真等を守りながら、より忠実に、美しく観賞できるよう、AGCのガラスがその役割を担っています。

ギモン その1

絵画や写真の額縁にガラスを使うのはなぜ? 絵画や写真の額縁にガラスを使うのはなぜ?

美術館で素晴らしい作品を見たときに、そのあまりの美しさに思わず手を伸ばして触ってみたいと思ったことはありませんか?

来場者が美術品に触って、大切な作品に傷がついてしまっては大変!
それを防ぐために、額縁にガラスを入れて絵画等の美術品を保護しています。

その他にも、汚れや傷のもととなる埃など、自然に発生するものからも、AGCのガラスが美術品を守り、後世に伝えていくお手伝いをしています。

ギモン その2

自分の顔やこちらの風景が映り込んで、作品が見えにくいことがあるんだけれど、どうして? 自分の顔やこちらの風景が映り込んで、
作品が見えにくいことがあるんだけれど、どうして?

ガラスへの映り込みの原因は、額縁に入れているガラスが光を反射してしまうからです。

普通のガラスは受けた光の8%を反射します。この反射により皆さんの顔や景色がガラスに映り込んでしまうのです。

ギモン その3

風景が映り込まない、作品を見やすいガラスってないの? 風景が映り込まない、
作品を見やすいガラスってないの?

映り込みを防ぐガラスがあります。
AGCが開発した「超低反射ガラス」は、表面に特殊な膜をつけることで光の反射率を約0.1%に抑えています。

このガラスであれば、風景がほとんど映り込まないため、美しい作品を、忠実に、存分に楽しむことができます。

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