JR東日本が2017年5月より運行を開始したクルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島(トランスイート しきしま)」にAGCのガラスが使われています。
TRAIN SUITE 四季島ってなに?
「深遊探訪(しんゆうたんぼう)」をテーマにしたJR東日本のクルーズトレインです。和を感じさせるデザインと先進的な技術が融合した、まさにフラッグシップモデルにふさわしい列車です。
列車名の「四季島」は、日本の古い国名「敷島」をもとに、「美しい四季と伝統を感じながらの旅を連想させ、時間と空間の移り変わりを楽しむ列車」という想いを込めて命名されました。
どこにAGCのガラスが使われているの?
四季島は、車両ごとに異なるコンセプトを扱っており、窓や内装に様々な種類のガラスが使われています。
中でも、日本の四季折々の眺望を楽しんでもらうことをコンセプトにしている先頭車両の展望エリアに、調光ガラス「WONDERLITE®」が使われています。
「WONDERLITE®」だとどんな良いことがあるの?
「WONDERLITE®」は、スイッチ操作1つで、ガラスの色を透明からダークブルーに変更できる調光ガラスです。調光することで、太陽からの光の量を調節できるため、日中でも窓からの景色を見やすくします。また、ガラスが透明な時でも紫外線や赤外線をカットできるため、快適に景色を展望できます。
他に四季島内のどんなところで、ガラスが使われているの?
客室や運転室の窓ガラス、内装のガラスにも鉄道用安全ガラスやインテリア用ガラスが用いられています。
美しさだけでなく、列車に求められる機能にも対応し、快適で安全な列車空間を実現しました。
ダイニング車のパーテーション部分に、AGCのエッチングガラスが使用されています。
2017年5・6月出発分の申し込みの平均倍率は6.6倍。最も倍率が高かったのは、運行初日の最高級客室「四季島スイート」3泊4日コース(95万円)で、なんと倍率は76倍でした。
四季島に乗った時は、ぜひ窓ガラスや内装のガラスにも注目してくださいね!