2018年02月08日製品リリース

グループディスカッションのデジタル化を可能にする「infoverre®TOUCH B’s 」を開発

-オープンイノベーション空間「DEJIMA」で試験運用開始-

AGC旭硝子(旭硝子株式会社、本社:東京、社長:島村琢哉)は、グループディスカッションが可能なテーブルトップ型ガラスサイネージ®「infoverre®(インフォベール®)TOUCH B’s(ビーズ)」を開発しました。
本日よりオープンイノベーション空間「DEJIMA*注1(東京都品川区)」において、一般企業、教育現場などで使用することを想定し、試験運用を開始します。

infoverre TOUCH B’s 外観 infoverre® TOUCH B’s 外観

グループディスカッションは個人が出したアイディアをチームで議論し、新たなアイディアを誘発する方法です。しかしながら、これまでは
・ 議論の進行が、ファシリテーターの技量に依存すること
・ 付箋紙や模造紙を使用すると、並べ替えに時間を要し、議論の方向性を変えづらいこと
が課題となっていました。

そこで広い視認性、操作性の髙いタッチ機能を持つ「infoverre®TOUCH*注2」に、新たにグループディスカッション機能を追加した「infoverre®TOUCH B’s」を、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社、株式会社ウーマ、株式会社ノートスペース*注3と協同で開発しました。本製品では1チーム6名のグループディスカッションが可能で、
・ 議論をスムーズに進行させるためのファシリテーションツール
・ アイディアを入力したデジタルカードを指で簡単に並べ替え、
  任意のタイミングで保存できる機能
など、議論を活発かつ多様な方向に発展させるソフトウェアが搭載されています。今後は、目的に応じて自動で議論を誘導してくれるAIファシリテーション機能などを、利用者の意見を聞きながら随時搭載する予定です。

アプリケーションソフトのイメージ アプリケーションソフトのイメージ

AGCグループは、経営方針AGC plusの下、世の中に「安心・安全・快適」を、お客様に「新たな価値・機能」をプラスする製品づくりに取り組んでいます。今後もAGCのガラスサイネージ®に、お客様に満足頂ける新たな価値をプラスした製品をご提供できるよう、技術革新を進めてまいります。


*注釈
注1) 「DEJIMA」について
DEJIMAとは、企業の新規事業・イノベーション創出にチャレンジする方や、スタートアップの方々がオープンイノベーション・共創を実現するスペースです。AGCは「DEJIMA」におけるイノベーション創出活動に賛同し、DEJIMAパートナーとしてAGC製品を提供しています。「infoverre®TOUCH B’s」の他に、壁一面に「ラコベル®プリュム®」(ホワイトボード)を設置しており、アイディアを自由に書きこみながら議論やワークショップができるようになっています。
https://dejima.space/


注2) 「infoverre®TOUCH」について
「infoverre®TOUCH」は、多点同時入力が可能なタッチパネルを内蔵した”ガラスサイネージ®”です。AGCの独自技術により、特殊な糊でガラスにディスプレイを直接貼り合せており、ガラスとディスプレイの間に空気層が存在しないため、視差がなく映像が鮮やかに見え、使用感の良い情報入力が可能です。
https://www.agc.com/products/new_markets/detail/infoverre.html


注3) パートナー企業について


伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
夢のある豊かな社会の実現に貢献することを使命にITインフラやソリューションを提供するシステムインテグレータ。
イノベーションスペース「DEJIMA」を運営している。
http://www.ctc-g.co.jp/
株式会社ウーマ
株式会社ウーマ
アイディアをカタチにするクリエイティブ・スタジオ。
グラフィックデザインからwebメディア、イベントや商品開発まで広範囲のアートディレクションを行っている。
http://www.u-ma.jp/
株式会社ノートスペース
株式会社ノートスペース
「ハッピーのカタチを考える。」がモットーの開発会社。
スマホ向けアプリ、Webシステム、インフラ構築など、幅広い分野への対応力を持って世の中のハッピーのカタチを追求している。
http://www.notespace.jp/

本件に関するお問い合わせ先
AGC旭硝子 広報・IR部長 玉城 和美
担当:北野
TEL: 03-3218-5603
E-mail: info-pr@agc.com