AGCでは、独自の光学設計・微細加工・コーティング技術、及びに量産技術を応用した豊富な透過型回折格子の開発・試作・量産実績があり、お客様に最適なソリューションを提案します。

透過型回折格子とは

透過型回折格子は、光などの波動を回折させるために用いられる素子の一種です。微細な周期構造を持つ透明な材料から作られ、光が入射すると、波長に応じた角度で回折されます。この回折によって、光の波長に関する情報を得ることができ、分光や干渉などの応用に利用されます。

使用用途

  • 光通信
    - WSS (wavelength selective switch)
    - Tunable Filter
  • LiDAR
  • Attenuator
  • 光スペクトラムアナライザー

etc.

AGC の透過型回折格子

特徴

  • お客様要望に基づき高効率設計を提案可能
  • サブミクロンレベルの極微細ピッチ格子も設計可能
  • 低 PDL (低偏光依存損失) / 低 WDL (波長依存損失) も設計可能
  • 多段加工も対応可能
  • Telcordia (GR1221) も対応可能
  • 要望に応じたサイズ対応が可能 (数 mm 角 ~ 数十 mm 角)
  • 合成石英使用のため熱膨張係数が低い。
製品素子イメージ