プレジデントメッセージ

わたしたちは、医薬品・農薬のプロセス開発・製造を受託するCDMO事業を中心に、ライフサイエンス事業をグローバルに展開しています。素材メーカーのイメージが強いAGCですが、当社のライフサイエンス事業の歴史は長く、1973年に研究所内にライフサイエンスチームを発足し、1985年にCDMO事業を開始しました。現在では、日米欧3極に統合された事業基盤を構築し、別事業で培ったフッ素化技術を応用した合成医薬品・農薬から、世界的に需要拡大が進むバイオ医薬品や最先端分野である遺伝子・細胞治療薬やメッセンジャーRNA等まで、幅広い分野にサービスを提供しています。

世界人口の増加や先進国での高齢化の進行、医薬品・農薬の構造の複雑化や製造技術の高度化など、様々な課題や技術の進化を背景に、高度な技術力を有し、安定的な製造体制を備えるCDMOに開発・製造を委託する動きが加速しています。わたしたちは、世界でも屈指の豊富な実績や高水準の開発・製造体制を強みに、これら課題の解決や更なる技術の発展に貢献していきます。
AGCグループのブランドステートメント“Your Dreams, Our Challenge”のもと、開発黎明期にある新技術にも引き続き取り組み、お客様・患者様をはじめとした人々の明るい未来に向け、一層の努力を重ねてまいります。

ライフサイエンスカンパニー プレジデント
村野 忠之

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