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Your Dreams, Our Challenge その挑戦は、未来を加速させる
interview

ガラス製造の最上位工程で、窯の中の謎の解明に挑む。

interview #10
製造エンジニア
武田 志緒里
Takeda Shiori
愛知工場 ガラス第1部 
機械系(工学府機械システム工学専攻修了)
2019年入社
Challenge
私の「未来を加速させる挑戦
「窯の中には、21世紀の今も解明されない謎が残っています。その謎を一つ解明するたび、ガラスの製造は次の次元へと進化していくでしょう。そのチャレンジこそ、これからの私の使命です」
Challenge
私の「未来を加速させる挑戦
「窯の中には、21世紀の今も解明されない謎が残っています。その謎を一つ解明するたび、ガラスの製造は次の次元へと進化していくでしょう。そのチャレンジこそ、これからの私の使命です」
01

仕事への納得感を持つこと。それが主体的な取り組みにつながる

ガラスは、品種によって色や透過率、物性値の規格が決まってきます。私はその規格に合わせた原料組成を計算し、窯に入れる、調合溶解プロセスのオペレーションを担当しています。あわせて窯オペレーションも担当。ガラスを溶かす温度や、窯の中の溶融ガラスの流れを制御する設備のセッティングを、その時々の生産条件に応じて検討・実行しています。私の所属するチームでは主に2色のガラスを生産しており、こうした業務を通じてガラスの品質を一定に保つことが私の役割です。さらに最近では後輩に調合溶解オペレーションを引き継ぐ一方で、スマートファクトリー担当として製造ラインのDXにも取り組んでいます。
こだわっているのは、仕事に対する納得感です。誰でも「言われたことをやる」という受け身の姿勢よりも、「自分が必要だと思ったことをやる」という主体的な姿勢の方がモチベーションは上がり、結果としていいアウトプットができると思います。仲間や後輩に仕事を依頼するときも「なぜこの仕事をあなたにお願いするのか」を丁寧に説明し、納得感を持って仕事に取り組んでもらえるように心がけています。
02

「冷えて固まるプロセス」への興味がAGC志望の出発点に

学生時代は趣味で「甲冑(かっちゅう)づくり」に取り組むなど、昔からモノづくりが好きでした。製造業を志望したのはそれが理由です。また流体力学が好きで、空気や水の流れを単純な式で表現できることに面白さを感じており、流体力学を専門とした研究室で火山のマグマの流れに関するテーマの研究に打ち込みました。その結果「熱くてドロドロしたものが冷えて固まるプロセスって面白いな」 と思うようになり、その面白みをダイレクトに味わえるガラスメーカーに興味を抱くようになりました。
そうした気持ちを面接で語ったときに、とてもポジティブな反応をしてくれたのがAGC。「さん付け文化」などとても風通しのよい社風で、多様な価値観を受け入れる土壌があることにも惹かれ、入社を決めました。
03

未解明な部分を解き明かしていくことで、歩留まり改善に貢献する

ガラスの調合・溶解プロセスは、生産ラインの歩留まりを大きく左右します。特に調合プロセスは工程の最上流のため、少しのミスでまったくガラスが生産できなくなることもあるほど、重要なプロセスです。一方で窯の中のガラスの流れには未解明な部分が残されており、ちょっとした外乱によって歩留まりが変化してしまう繊細さがあります。こうした点について自ら仮説を立ててセッティングを変更し、歩留まりがどう変化するかを確認するようPDCAを回しています。その結果、未解明の部分が次第に解明されていき、歩留まりが改善するなどの数値に表れることにやりがいを感じています。
印象的だったのは、入社2年目で経験した冷修プロジェクトです。18年ぶりに窯を更新するという工事でした。この工事では窯の解体・改修のため、ガラスを抜いたあとの窯の中に入ることができました。窯の中ではガラスの流れによってレンガが浸食されており、浸食跡としてガラスの流線が残っていました。普段シミュレーションや想像の世界でしかなかったガラスの流れに対して、18年に1度の答え合わせをするという貴重な経験ができました。
ガラスの調合・溶解プロセスは、生産ラインの歩留まりを大きく左右します。特に調合プロセスは工程の最上流のため、少しのミスでまったくガラスが生産できなくなることもあるほど、重要なプロセスです。一方で窯の中のガラスの流れには未解明な部分が残されており、ちょっとした外乱によって歩留まりが変化してしまう繊細さがあります。こうした点について自ら仮説を立ててセッティングを変更し、歩留まりがどう変化するかを確認するようPDCAを回しています。その結果、未解明の部分が次第に解明されていき、歩留まりが改善するなどの数値に表れることにやりがいを感じています。印象的だったのは、入社2年目で経験した冷修プロジェクトです。18年ぶりに窯を更新するという工事でした。この工事では窯の解体・改修のため、ガラスを抜いたあとの窯の中に入ることができました。窯の中ではガラスの流れによってレンガが浸食されており、浸食跡としてガラスの流線が残っていました。普段シミュレーションや想像の世界でしかなかったガラスの流れに対して、18年に1度の答え合わせをするという貴重な経験ができました。
04

目指すのは、誰でも簡単に優れたガラスをつくれる方法

ガラスの製造には解明されていない部分も少なくなく、長年の経験やカンなどに基づいてオペレーションしている側面があります。これらについてデジタル技術によって数値化・見える化し、未解明の部分をなくすことで誰でも簡単にガラスをつくれるようにしたいと思っています。入社動機にもあるように私は「熱くてドロドロしたものを冷やして固めるプロセス」が好きなので、その解明を通じてガラス製造の方法を変えていくことが私の目標です。
また板ガラス製造の現場で働く女性は、私が第一号です。これから入社する女性の皆さんがより心地よく働けるよう、職場の環境づくりにも貢献していきたいと思います。その結果、社風や雰囲気に惹かれてAGCを選ぶ社員が増えてくれたら、とても嬉しく思います。
ガラスの製造には解明されていない部分も少なくなく、長年の経験やカンなどに基づいてオペレーションしている側面があります。これらについてデジタル技術によって数値化・見える化し、未解明の部分をなくすことで誰でも簡単にガラスをつくれるようにしたいと思っています。入社動機にもあるように私は「熱くてドロドロしたものを冷やして固めるプロセス」が好きなので、その解明を通じてガラス製造の方法を変えていくことが私の目標です。また板ガラス製造の現場で働く女性は、私が第一号です。これから入社する女性の皆さんがより心地よく働けるよう、職場の環境づくりにも貢献していきたいと思います。その結果、社風や雰囲気に惹かれてAGCを選ぶ社員が増えてくれたら、とても嬉しく思います。
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