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Your Dreams, Our Challenge その挑戦は、未来を加速させる
interview

ロボットによる自動化を通じて、持続可能な社会の実現へ。

interview #15
製品開発
藤田 弦暉
Fujita Genki
電子カンパニー 技術開発本部
物理・数学系(数理物質科学研究科物理学専攻修了)
2020年キャリア入社
Challenge
私の「未来を加速させる挑戦
「ロボットの持つ無限の可能性。例えばそれはリソースの最適化というソリューションにつながります。私たちのチャレンジはこれからも続きます。持続可能な社会の実現のために」
Challenge
私の「未来を加速させる挑戦
「ロボットの持つ無限の可能性。例えばそれはリソースの最適化というソリューションにつながります。私たちのチャレンジはこれからも続きます。持続可能な社会の実現のために」
01

協働ロボットを用いた工程の自動化技術

現在担当しているのが、協働ロボットによる工程の自動化技術開発です。どの企業の生産現場にもかなり年式の古い装置が数多く残されています。それらは現役で活躍しているものの、予備パーツが生産停止でメンテナンスが難しかったり、操作が属人化していたり、もともと自動化を前提に設計されていないため簡単に自動化ができないケースも多いです。そのような状況を改善するために取り組んでいるのが、協働ロボットを用いた工程の自動化技術の開発です。
協働ロボットはトルクセンサーによる安全停止機能を内蔵しているため、産業用ロボットとは異なり、安全柵やライトカーテンなどがなくても人の隣で作業ができます。台車上の協働ロボットを装置の前に持っていくだけで簡単に基板の置き換えや計器類の操作ができるようになり、作業効率や工程稼働率の大幅アップにつながります。
入社から2年間はガラスの超音波ウェットエッチング開発を担当していました。前職では開発を進める製品とその納品先のお客様がある程度定まっていたため、その製品をより低コスト化、高性能化していくことにフォーカスして仕事を進めていました。一方、素材というモノづくりにおけるより上流の製品を扱うAGCではいかにお客様に採用していただくかというゴールを見据える視点が不可欠です。技術トレンドにアンテナを張り、この先どのような製品が求められ、お客様の製品のどの部分で価値のあるガラス製品を提供できるかという視点を大切にして業務に取り組んでいます。
02

多様なニーズに応えられる技術者を目指して

前職では半導体製品のコストスケーリングや動作速度を向上させるため新規デバイス開発に携わっていました。AGCに転職した理由は、多様な製品の開発に挑戦し、技術者としての価値を高めていきたいと考えたからです。
一つの製品にフォーカスして極めていく仕事も面白かったのですが、一方で技術者として、ビジネスマンとして成長するためには、多様なお客様のニーズを満たすような開発をしたいとも感じていました。そこで惹かれたのが、製品の最上流である“素材”のメーカーでした。
AGCは素材メーカーとして多岐にわたる事業を展開し、私たちの身近な製品を数多く生み出しています。例えば私が毎日乗っていた電車の窓ガラスにもAGCのマークがありましたし、今や我々の生活に最も身近になったスマートフォンのディスプレイも手がけています。
そのようにAGCの多様な製品を目にしているうちに、自分も入社して様々な製品開発に携わりたいと思うようになりました。
03

日々の業務のすべてが技術者としての成長につながっている

現在担当しているのは工程全体の自動化に関わる仕事のため、エッチングだけでなく研磨や研削、検査の方法など日々新しいことを学ぶ機会がある点は魅力的です。また自動化したい作業内容を詳細まで理解していないと協働ロボットの細かい動作をプログラミングできないため、必然的に様々な技術に詳しくなれます。例えば研磨後、スラリーで白濁した液中の基板をロボットのハンドでどのように取りにいくか、その形状は、ロボットのカメラでガラス基板が認識できるか、できないのであれば研磨機と連動して座標認識で基板を取りにいくかなど、最適な方法を検討しロボットプログラムをつくる必要があります。
実際に作業をされている方に相談しながら開発を進めるため、現場の生の声に触れられるのも、技術者としての成長につながっています。
また、印象に残っている仕事は、超音波エッチング開発時、エッチング用大型設備を導入する工事について一から担当したことです。周りの先輩や上司の方にアドバイスをいただきながらやり切りましたが、前職では現場に装置を導入したことがなかったので、私にとって新しい挑戦となりました。
現在担当しているのは工程全体の自動化に関わる仕事のため、エッチングだけでなく研磨や研削、検査の方法など日々新しいことを学ぶ機会がある点は魅力的です。また自動化したい作業内容を詳細まで理解していないと協働ロボットの細かい動作をプログラミングできないため、必然的に様々な技術に詳しくなれます。例えば研磨後、スラリーで白濁した液中の基板をロボットのハンドでどのように取りにいくか、その形状は、ロボットのカメラでガラス基板が認識できるか、できないのであれば研磨機と連動して座標認識で基板を取りにいくかなど、最適な方法を検討しロボットプログラムをつくる必要があります。実際に作業をされている方に相談しながら開発を進めるため、現場の生の声に触れられるのも、技術者としての成長につながっています。
また、印象に残っている仕事は、超音波エッチング開発時、エッチング用大型設備を導入する工事について一から担当したことです。周りの先輩や上司の方にアドバイスをいただきながらやり切りましたが、前職では現場に装置を導入したことがなかったので、私にとって新しい挑戦となりました。
04

「この分野なら」と一目置かれる存在になりたい

高齢化が進む中、働き手の減少に伴う人手不足が深刻化しています。現在開発している協働ロボットによる工程の自動化は、作業の手間を減らすだけでなく、本当に人がリソースを割くべきところに人員を割り当てられるようになるメリットもあります。協働ロボットの開発を通じて、そのような持続可能な未来に貢献したいと思います。
まずはノウハウを蓄積して、「こんなに手軽にどんな工程も自動化できる」とアピールしていこうと考えています。
また今後は技術者としても人としても成長を続け、「この分野に関してはあの人だよね」と一目置かれるような存在を目指していきます。さらに自分の技術力を強みに、いずれは海外の生産現場での自動化技術の展開にも挑戦するつもりです。
高齢化が進む中、働き手の減少に伴う人手不足が深刻化しています。現在開発している協働ロボットによる工程の自動化は、作業の手間を減らすだけでなく、本当に人がリソースを割くべきところに人員を割り当てられるようになるメリットもあります。協働ロボットの開発を通じて、そのような持続可能な未来に貢献したいと思います。まずはノウハウを蓄積して、「こんなに手軽にどんな工程も自動化できる」とアピールしていこうと考えています。
また今後は技術者としても人としても成長を続け、「この分野に関してはあの人だよね」と一目置かれるような存在を目指していきます。さらに自分の技術力を強みに、いずれは海外の生産現場での自動化技術の展開にも挑戦するつもりです。

キャリア入社の視点から

AGCは上司との距離が近く、何かあればすぐに相談できる環境があります。チーム単位の月例会に本部長が参加してコメントしてくれる機会もあり、現場の声を発信しやすい点も魅力だと思います。
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