AGCグループが描くDX
AGCグループが描くDX

DX Vision & Actions

AGCグループが描くDX

代表取締役・社長執行役員CEO 平井 良典
代表取締役・社長執行役員CEO 平井 良典

AGCグループが掲げるDX戦略

AGCグループは長期経営戦略「2030年のありたい姿」の実現に向け、2024~2026年度の3年間を対象とした新たな中期経営計画 「AGC plus-2026」 を策定しました。そのうち「価値創造DXの推進」を主要戦略の1つとして掲げています。

  • デジタルとモノづくりの力を掛け合わせ、競争力を強化する
  • AGCグループに留まらずサプライチェーン全体をデジタルでつなぎ、効率化や競争力を強化をする

AGC plus-2026

価値創造DXを定常軌道へ

AGCグループはモノづくりや研究開発を中心にDXの取り組みを始め、以降営業や物流、職能業務などに幅広く展開してきました。DX銘柄に過去4回選定されるなど、その取り組みは社外からも高く評価されています。
こうしたこれまでのDXの取り組みを土台に、2024年以降をAGCグループのDXのPHASE 4と位置付け、企業価値向上のスパイラルに向けてデジタル技術の利点を生かし自然体で常に変革し続ける姿、「DXの定常軌道化」を目指していきます。

※東京証券取引所に上場している企業の中から、企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業として選定される制度

価値創造DXの主要な取り組み領域として以下の3項目を設定し、社会的価値の創出を通じた経済的価値の創出を追求し、企業価値向上に取り組んでいきます。


【モノづくり力】
生産性の革新やコストダウン、リードタイム短縮などを通してモノづくりの力を高める
【競争力の強化】
品質の向上や素材開発の圧倒的なスピードアップ、商流・物流の変革を通してAGCグループが提供する価値を高め、素材メーカーとしての競争力を強化する
【ビジネスモデルの変革】
ビジネスモデルの変革をも視野に入れ、お客様やお取引先様、ビジネスパートナーの皆様とも双方がWin-Winの関係となることで、新しい価値をお客様や社会に広く提供する

そしてDXのPHASE 4における4つの注力施策として、「お客様と連携したデータ基盤の構築」「デジタルツインによる安定操業と最適化」「生成AI等の活用による業務改革」「デジタル資産の地域間、事業間の共用」を設定し、価値創造DXの定常軌道化の実現を加速していきます。

価値創造DXの推進

AGCグループは、"易きになじまず難きにつく"の創業精神のもと、多様な人財によるたゆまぬチャレンジを実践し続けてきました。これからも、デジタル技術と私たちの強みであるモノづくり力を融合させ、これまで実現が難しかった新たな価値の創造に果敢にチャレンジし、継続的に成長進化するエクセレントカンパニーを目指します。