中期経営計画AGC plus-2023

AGCは、長期経営戦略「2030年のありたい姿」を確実に実現するため、新たな中期経営計画「AGC plus-2023」を策定しました。その経営財務目標と主要戦略は以下の通りです。

財務目標とその進捗

財務目標とその進捗

* FY2023予想のROEは、2022年12月末時点の親会社の所有者に帰属する持分合計を使用しています。

事業セグメント別業績イメージ

事業セグメント別業績イメージ略

主要戦略

主要戦略
Q1. 事業ポートフォリオ変革の方向性を教えて下さい。
A1. コア事業の深化と戦略事業の探索を実現する「両利きの経営」を実践します。

経営方針「AGC plus 2.0 」のもと、コア事業の深化と戦略事業の探索を実現する「両利きの経営」を実践しています。AGC plus-2023 における各事業の主要課題は以下の通りです。

投資資源配分については、引き続き戦略事業への投資を強化するとともに、各事業で資産効率の改善に取り組み、事業ポートフォリオ変革を行うことで、継続的に全社 ROCE(営業資産利益率)10%以上を目指します。

Q2. キャピタルアロケーション方針を教えて下さい。
A2. 中長期的な財務健全性を維持しつつ、成長事業への投資機会を確保しながら、配当および自己株式取得を実施する予定です。

事業ポートフォリオ変革による営業キャッシュフローの拡大に加え、政策保有株式などの資産売却により得たキャッシュを、戦略事業・成長事業への投資に重点配分します。
株主還元については、基本方針として「連結配当性向40%を目安に安定的な配当を継続しつつ、自己株取得を機動的に実施する」こととしています。この方針に則り、中長期的な財務健全性を維持しつつ、成長事業への投資機会を確保しながら、配当および自己株式取得を実施する予定です。
以上の事業計画、投資計画、株主還元方針による AGC plus-2023 におけるキャピタルアロケーション方針は以下の通りです。

Q3. 「サステナビリティ経営」の推進方針を教えて下さい。
A3. 2050年のカーボン・ネットゼロを目指します。

AGCは創業以来、お客様との信頼関係を礎として、長期視点による研究開発と事業化のチャレンジによって、時代の要請に応えて社会課題の解決に取り組んできました。これからも独自の素材・ソリューションの力で、私たちの使命である“AGC、いつも世界の大事な一部”を果たし続け、地球・社会のサステナビリティ実現に貢献します。
その一環として、持続可能な地球環境の実現に向け、2050年カーボン・ネットゼロを目指し、そのマイルストーンとして、2030年までに、Scope 1及びScope 2のGHG排出量30%削減、GHG排出量売上高原単位*50%削減(いずれも2019年比)、さらにScope 3**におけるGHG排出量30%削減を掲げています。
* GHG 排出量売上高原単位=GHG 排出量/売上高
** Scope3排出量のうち、カテゴリ1、1、11、12の合計

Q4. 「DX」の推進方針を教えて下さい。
A4. 専門性の高い業務知識と高度なデータ解析スキルを併せ持つ「二刀流」デジタル人材を育成します。

AGCはこれまで、開発・製造、営業・マーケティング、物流などの領域でデジタル技術を活用し、ビジネスプロセスの変革に取り組んできました。また、これらを支える専門性の高い業務知識と高度なデータ解析スキルを併せ持つ「二刀流」デジタル人財の育成にも注力しています。独自の育成プログラムを活用し、データサイエンティストを2022年末までに3,500名、データサイエンスを用いて自部門の課題を解決可能な上級人財68名を育成しました。2025年までにデータサイエンティスト5,000名、上級人材100名を育成予定です。
今後は、これまでの取組みを深化・複合化させるとともに、DXによるAGCグループのビジネスモデル変革に取り組みます。これにより競争優位性を築き、お客様と社会に新たな付加価値を提供します。

DXの加速による競争力の強化