2017年02月01日研究開発リリースその他リリース

シームレスでコラボレーションを生む新研究開発体制を構築

AGC旭硝子(旭硝子株式会社、本社:東京、社長:島村琢哉)は、新たな研究開発体制を構築します。当社京浜工場(横浜市鶴見区)に新たな研究棟を建設し、現在京浜工場と中央研究所(横浜市神奈川区)に分散している基盤技術開発・新商品開発・プロセス開発を集約し、社内でシームレスに研究開発を遂行します。また、他の企業や研究機関とコラボレーションを行う空間も作り、京浜工場の立地を活かして都市型価値創造拠点として整備していきます。新たな研究開発体制は2020年6月よりスタートする予定です。

当社は昨年2月、「2025年のあるべき姿」とその実現のための長期経営戦略を定め、コア事業であるガラス、化学、電子・ディスプレイ、セラミックスに加え、モビリティ・エレクトロニクス・ライフサイエンスをターゲット領域とした高い成長が期待できる戦略事業を、成長の柱と位置付けています。コア事業と戦略事業のそれぞれにおいて、研究開発スピードの大幅向上とオープンイノベーションの実現を目的として、今回「社内外にシームレス&融合・反応・協創の場」をコンセプトに、新たな研究開発体制を構築することとしました。

中央研究所モデルから変異を取り込む協創型モデルへ イメージ図

①ライフイノベーション国際戦略特区に位置する先端企業集積地に位置していることから、産官学の技術人財の活発な交流に適している ②立地上の制約が少なく、コンセプトの実現に向けた研究開発施設の建設が可能 ③羽田空港・横浜港に近く、高速道路網に隣接した利便性を有する、という特徴を持つ京浜工場に新たな研究棟を建設し、分散している研究開発組織を集約し、また様々なコラボレーションを通じて他企業・研究機関とのパートナーシップを深化させます。

AGC グループは、今後もお客様に満足頂ける、新たな価値をプラスした製品やソリューションをご提供できるよう技術革新を進めてまいります。

<ご参考>

◆新研究施設の立地とイメージ図◆

 

◆新研究施設の概要◆


延床面積

研究棟


39,000 ㎡

研究別棟

4,000 ㎡

付属棟

4,000 ㎡

<合計>

47,000 ㎡


  
 ■完成予定:2019 年7 月




本件に関するお問い合わせ先
AGC 旭硝子 経営企画部 広報・IR 室長 玉城 和美
担当:烏山
TEL: 03-3218-5603
E-mail: info-pr@agc.com