2017年02月16日CSRリリース

高知市に防災安全ガラスを寄贈~南海トラフ地震対策に割れても飛散しないガラスで安全を確保~

AGC旭硝子(旭硝子株式会社、本社:東京、社長:島村琢哉)は、本日、高知市へ地震や突風、台風などの自然災害発生時に効果のある防災安全ガラスを寄贈しました。高知市の指定避難場所である市立横浜中学校体育館の窓ガラス365枚を防災安全ガラスに交換することで、南海トラフ地震など自然災害発生時の安全性が高まりました。また同校生徒に防災安全ガラスの効果を知ってもらうため、当社社員がガラスをテーマにした出張授業を行いました。

防災安全ガラスは「合わせガラス」と呼ばれる構造になっており、地震や台風、突風でガラスが割れても破片が飛び散るのを防ぐため、児童や避難者をガラスの破片によるケガ等から守ることができます。
内閣府の「竜巻等突風対策局長級会議」報告やパンフレット「竜巻から身を守ろう!」でも合わせガラスが有効な対策として紹介されています。合わせガラスを学校などの指定避難所の窓に使用することで、万一の自然災害時にも安全・安心を確保することが可能です。

<寄贈式/高知市役所>(右)岡﨑 誠也 高知市長 <寄贈式/高知市役所>(右)岡﨑 誠也 高知市長
<出張授業/市立横浜中学校①> <出張授業/市立横浜中学校①>
<出張授業/市立横浜中学校②> <出張授業/市立横浜中学校②>

当社は全国指定避難場所の安全対策普及を目的として防災安全ガラスを寄贈する「ガラスパワーキャンペーン」を2005年10月から実施しており、今回の寄贈で36か所目となります。
AGCグループは今後も防災安全ガラスの普及推進に努め、地域防災活動を支援していきます。

【ご参考】

防災安全ガラスについて

今回寄贈する防災安全ガラスは、2枚のガラスと特殊フィルムを熱圧着した製品です。以下のような特徴があることから、地震や台風などの災害発生時にも避難所を安全に保ち、またガラスによる二次災害を防止します。

  • 物がぶつかってもガラスが割れ落ちにくい
  • 割れたガラスによる大きな怪我が防げる
  • 穴が開きにくいのでガラスが破損しても雨風が防げる
割れ方の違い
本件に関するお問い合わせ先
AGC旭硝子 経営企画部広報・IR室長 玉城 和美
担当:宮川
TEL: 03-3218-5603
E-mail: info-pr@agc.com
ガラスパワーキャンペーン事務局
TEL: 03-5806-6602
E-mail: glass-power@agc.com