2017年05月23日製品リリース

世界で初めて※三次元曲面形状の車載ディスプレイ用カバーガラスを量産開始

AGC旭硝子(旭硝子株式会社、本社:東京、社長:島村琢哉)は、三次元曲面形状の車載ディスプレイ用 カバーガラスを、京浜工場(神奈川県横浜市)において世界で初めて※量産開始しました。また、さらなる需要の拡大に対応し、生産能力を増強することを決定しました。

AGCグループの車載ディスプレイ用カバーガラスは、車内の高級感やデザイン性を高め、反射を抑える等の表面処理により視認性・操作性を向上させる素材として、カーナビゲーションシステムや 運転情報表示パネルで採用が進んでいます。2013年よりグループ会社であるAGCディスプレイグラス米沢(山形県米沢市、社長:三谷孝)で車載用専用ラインによる平面形状タイプの生産を開始し、旺盛な需要に対応するため2016年4月には生産能力を増強しました。

車載ディスプレイイメージ 車載ディスプレイイメージ
三次元曲面形状のカバーガラス 三次元曲面形状のカバーガラス

今般量産開始した車載ディスプレイ用カバーガラスは、AGCグループ独自の技術による三次元曲面形状のガラスに化学強化・光学成膜・印刷等の表面処理も施したもので、自動車の内装デザイン向上に寄与します。また、今後も車載ディスプレイの大型化や曲面化が進むことが見込まれるため、京浜工場において曲面形状の車載ディスプレイ用カバーガラスの生産能力を増強します。AGCグループは、多様化するニーズや拡大する需要に対しいち早く供給体制を整え、車載ディスプレイ用カバーガラスのリーディングカンパニーとしての地位を確固たるものにしていきます。

AGCグループは、経営方針AGC plusの下、世の中に「安心・安全・快適」を、お客様に「新たな価値・機能」を、プラスする製品づくりに取り組んでいます。今後も車載ディスプレイ用カバーガラスのパイオニアとして、お客様に満足頂ける、新たな価値をプラスした製品をご提供できるよう技術革新を進めてまいります。


※2017年5月23日時点、AGC旭硝子調べ

本件に関するお問い合わせ先
AGC旭硝子 経営企画部 広報・IR室長 玉城和美
担当:高橋
TEL: 03-3218-5603
E-mail: info-pr@agc.com