2018年01月09日経営リリース

バイオサイエンス事業の一体運営を開始

バイオCDMO事業子会社名をAGC Biologics社に統一

AGC旭硝子(旭硝子株式会社、本社:東京、社長:島村琢哉)は、日本・米国・欧州それぞれの拠点ごとに展開していたバイオサイエンス事業を統合し、一体運営を開始します。これに伴い同事業の中枢機能をシアトルに設置し、現CMC Biologics社社長グスタボ・マーラーをバイオサイエンス事業部長に起用しました。また同事業子会社のCMC Biologics社、Biomeva GmbH社の社名をAGC Biologics社に統一します*注1

当社は、1985年にバイオサイエンス事業を発足、2000年初めよりバイオ医薬品製造受託事業を開始し、主に日本で微生物を用いたCDMO*注2を行ってきました。 2016年にBiomeva社、2017年にCMC Biologics社を買収し、当社グループのバイオサイエンス事業は、AGC旭硝子が日本・アジア地域、Biomeva社が欧州地域、CMC Biologics社が北南米・欧州地域を中心に活動する3極運営体制をとってきました。

今回の一体運営開始により中枢機能が一か所に集約することで、品質基準や運営方法を統一し、各地域のお客様へのスムーズな提案や、世界中どの拠点においても実績に基づいた質の高いサービスを提供することを可能にしていきます。またバイオサイエンス事業子会社のCMC Biologics社、Biomeva GmbH社の社名をAGC Biologics社に統一し、AGCブランドの浸透を進めます。

AGCグループは、経営方針AGC plus の下、ライフサイエンス事業を戦略事業のひとつと位置付けています。今後も大きな需要の伸びが見込まれるバイオ医薬品事業に対し、積極的な設備投資を実施していきます。また各拠点のシナジーを最大限発揮することで技術力を向上させ、製薬会社、患者様、そして社会に貢献していきます。

*注釈
1)法人名の変更は2018年度中を予定しています。
2)CDMO: 製造受託に加え、製造方法の開発を受託・代行する会社 (Contract Development & Manufacturing Organization)

<ご参考>

■AGCグループのバイオサイエンス事業拠点■

地図
本件に関するお問い合わせ先
AGC旭硝子 広報・IR部長 玉城 和美
担当:北野
TEL: 03-3218-5603
E-mail: info-pr@agc.com