2018年03月19日製品リリース研究開発リリースその他リリース

AGC旭硝子のinfoverre®が有楽町マルイのトイレ混雑解消に貢献

―丸井グループ、バカンと3社共同で実証実験―

AGC旭硝子(旭硝子株式会社、本社:東京、社長:島村琢哉)は、株式会社丸井グループ(以下、丸井グループ)、株式会社バカン(以下、バカン)と3社共同で、当社のガラスサイネージ®「infoverre®(インフォベール®)」注1を用いたトイレ混雑解消に向けた実証実験を3月23日から「有楽町マルイ」で実施します。

丸井グループは、店舗でのトイレの行列・混雑によるお客様のストレス解消を目指していました。そこで、AGC旭硝子のガラスサイネージ®とバカンのIoT・AIを組み合わせた最新技術を導入し、トイレの空き状況をリアルタイムに配信することで、そのストレスを解消する実証実験に取り組みます。

本実証実験は、「有楽町マルイ」各階のトイレ個室に取り付けたセンサーが使用状況を判断し、その情報を最も混雑する2階のトイレ内に設置されたガラスサイネージ®「infoverre®」にリアルタイムで反映させます。そのため、お客様は各階のトイレに行かなくても、その空き状況を確認することが可能です。また、混雑のない時間帯には、AIが情報を分析して広告の配信に切り替えることで、「有楽町マルイ」の収益拡大にも貢献します。

トイレの空き状況をリアルタイムに配信するガラスサイネージ トイレの空き状況をリアルタイムに配信するガラスサイネージ®

今回使用される当社のinfoverre®は、ディスプレイをガラスに直接貼り付ける独自の薄型デザインによって、すっきりとしたお客様動線を確保しながらクリアな映像を表示することができます。


AGCグループは、経営方針AGC plusの下、世の中に「安心・安全・快適」を、お客様に「新たな価値・機能」をプラスする製品づくりに取り組んでいます。今後もお客様に満足いただける新たな価値をプラスした製品をご提供できるよう、技術革新を進めてまいります。

注1) 「infoverre®(インフォベール®)」
AGC旭硝子の独自技術でガラスに液晶ディスプレイを直接貼り合わせた、ガラスサイネージ®製品の一種。設置台が不要なため狭いスペースでも設置が可能。また、ガラスとディスプレイを直接貼り合わせることでガラスの反射が大幅に低減され、高い視認性が得られる。そのため、ディスプレイの輝度を上げる必要がなく省エネにも貢献する。

■実証実験概要

実施期間: 2018年3月23日(金)~5月21日(月)
実施店舗: 有楽町マルイ https://www.0101.co.jp/086/
センサー設置場所: 女性トイレ(2~4階)、みんなのトイレ(4・6・8階)、授乳室(5階)
サイネージ設置場所: 女性トイレ(2階)内に1台

■丸井グループ概要

商号: 株式会社 丸井グループ
本社所在地: 〒164-8701 東京都中野区中野4-3-2
代表電話: 03(3384)0101
URL: http://www.0101maruigroup.co.jp
社長: 青井 浩

■株式会社バカン概要

商号: 株式会社 バカン
本社所在地: 〒100-0004 東京都千代田区大手町2-6-2
代表電話: 03(6327)5533
URL: https://www.vacancorp.com
社長: 河野 剛進
本件に関するお問い合わせ先
AGC旭硝子 広報・IR部 玉城 和美
担当:太田
TEL: 03-3218-5603
E-mail: info-pr@agc.com