2019年10月09日経営

独自のデータサイエンティスト育成プログラム「Data Science Plus」を確立

製造工程のスマート化に貢献

AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:島村琢哉)は、独自のデータサイエンティスト育成プログラム「Data Science Plus 」を確立しました。本プログラムを活用し2022年までに、座学のみならず実践経験を積んだハイレベルなデータサイエンティストを、国内外当社グループ社員の中から50人以上育成する計画です。

近年競争力を高めるために、企業に存在する膨大かつ複雑なビッグデータをいかに有効活用できるかが重要になっており、業務課題をデータ活用により解決する「データサイエンティスト」の存在価値はますます高まっています。素材製造業には開発・製造・業務プロセスに関わるデータが多数存在しますが、そのプロセスが独自に開発された個別のものであるため、データサイエンティストには理論の習得に加え、プロセスを熟知することが求められていました。

AGCはこれらの状況を鑑み、独自のデータサイエンティスト育成プログラム「Data Science Plus 」を確立しました。対象者はデータサイエンスに関わる入門講座・基礎編・応用編と段階的に選抜される研修を行った後、AGC先端基盤研究所への半年から2年間の社内留学へと進みます。社内留学では各部門での具体的な課題を持ち込み、起案から実用化までを複数経験することで、素材製造業に必要とされる体系的な知識と経験を習得します。その後自部門に戻り、データ解析による品質予測・異常検知・数理計画・製造条件最適化といった幅広い課題解決に取り組み、部門でのデータ活用を促進する役割を担います。

本年、本プログラムの先端基盤研究所への社内留学までを全て修了したデータサイエンティスト1期生で、AIを用いた自動検査システムの内製開発を行いました。このシステムではリアルタイムに取得する画像データから欠陥を抽出、判別することが可能で、実際にガラス製造工程へ導入し、製品の高品質化に貢献しています。また、本プログラムの入門講座~応用編の受講生は、すでに延べ1,000人に達しました。今後AGCの各事業においてデータサイエンスを最大限に活用できるよう、さらに体制を充実させていきます。

AGCグループは、経営方針AGC plus の下、デジタル技術を活用しビジネスプロセスの変革を行う”スマートAGC”を推進しています。製造・研究開発・営業等あらゆる業務のビッグデータを活用し、業務の更なる効率化とともに、お客様への新たな付加価値の提供を目指していきます。

ご参考

■AGCのデータサイエンティスト育成プログラム「Data Science Plus
◎本件に関するお問い合わせ先:
AGC株式会社 広報・IR部長 玉城 和美
担当:北野
TEL: 03-3218-5603
E-mail: info-pr@agc.com