2020年03月19日その他リリース

AGCがスタンフォード大学経営大学院のケーススタディに採用

チャールズ・A・オライリー教授が提唱する「両利きの経営」実践企業として研究対象に

AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:島村琢哉)が、スタンフォード大学経営大学院のチャールズ・A・オライリー教授が提唱する「両利きの経営」を実践する企業として、日本企業として初めて同大学院のケーススタディに取り上げられました。

「両利きの経営」とは、既存事業を深掘りしながら、新しい事業の柱を探索する経営手法のことで、成熟企業が時代の変化に適応し成長し続ける道を示した理論として注目されています。オライリー教授は「両利きの経営」の本質は『組織進化論』で、事業環境の変化に組織が適応していくためには、組織カルチャーをマネジメントし、異なるカルチャーを併存させるバランス感覚こそが「両利き」のカギだと話しています。つまり、既存と新規のそれぞれの事業特性に応じた組織カルチャーを創造できるかどうかが、成熟した組織における最重要経営課題であり、経営者やリーダーが遂行すべき役割だと、オライリー教授は提唱しています。

AGCのブランドステートメントである「Your Dreams, Our Challenge」を題した本ケースは、当社が「両利きの経営」をどのように実践しているかを取り上げています。本ケースの著者であるスタンフォード大学経営大学院のオライリー教授、カリフォルニア大学サンディエゴ校のウリケ・シューデ教授、組織コンサルタント(アクション・デザイン代表)の加藤雅則氏は、「AGCが既存事業(コアビジネス)を探求しながら新しい事業(戦略事業)を探索するだけでなく、『両利きの経営』を実践するうえでカギとなる組織カルチャーの見直しにも着手している点に着目し、ケースに取り上げた」と述べています。

■スタンフォード大学経営大学院ウェブサイト
https://www.gsb.stanford.edu/faculty-research/case-studies/agc-inc-2019-your-dreams-challenge
 
このケーススタディは以下のサイトからもご覧いただけます。(有料)
・日本語版 https://hbsp.harvard.edu/product/OB103-PDF-JPN?Ntt=ob103+japanese&itemFindingMethod=Search

・英語版 https://hbsp.harvard.edu/product/OB103-PDF-ENG?Ntt=ob103+&itemFindingMethod=Search
 
また、本ケースをベースにした書籍『両利きの組織をつくる―大企業病を打破する「攻めと守りの経営」』(加藤雅則他 著、英治出版)でもAGCの取り組みが紹介されています。ぜひご覧ください。
◎本件に関するお問い合わせ先:
AGC株式会社 広報・IR部長 玉城 和美
担当:太田
TEL: 03-3218-5603
E-mail: info-pr@agc.com