ＡＧＣ（ＡＧＣ株式会社、本社：東京、社長：平井良典）は、経済産業省及び東京証券取引所から、女性活躍推進に優れた企業として2020年度「なでしこ銘柄」^＊1に選定されました。
「なでしこ銘柄」への選定は、2012年度、2013年度、2019年度に続き、今回で4度目となります。

AGCグループは、ダイバーシティ（多様性）を長期的な競争力の源泉と考えており、グループビジョン“Look Beyond” の「私たちの価値観」の１つに「多様性（Diversity）」を掲げ、意欲ある多様な人財が活躍できる組織の実現を目指しています。中でも女性の活躍推進は重要なテーマの1つであり、ＡＧＣでは、2009年から本格的に検討を開始し、女性の積極的採用や活躍の場の拡大^＊2、女性従業員が活躍できる環境づくりなど、女性従業員の更なる活躍に向けた施策に取り組んできました。2017年には「女性活躍事務局」を設置し、制度整備などのハード面での充実に加え、女性活躍事務局と女性従業員本人、上長の3者面談の実施、女性従業員の横断的ネットワークの形成など、ソフト面でのサポートにも注力しています。

AGCグループは、経営方針 AGC plus 2.0 のもと、従業員一人ひとりが高い意欲と誇りを持ってチャレンジできる環境・カルチャーを作り、「人財」を原動力として社会に貢献する会社を目指しています。その基盤となる要素にダイバーシティ（多様性）の実現があると考え、女性活躍推進にも力を入れて取り組んでいます。

＜注釈＞
*1 なでしこ銘柄とは
経済産業省と東京証券取引所とが共同で、2012年度より女性活躍推進に優れた上場企業を「なでしこ銘柄」として選定しています。なでしこ銘柄は、「女性活躍推進」に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することを通じて、企業への投資を促進し、各社の取組を加速化していくことを狙いとしています。

*2  女性の積極的採用や活躍の場の拡大について
ＡＧＣにおける女性の登用については、社外取締役及び社外監査役各1名に加え、2020年1月に社内登用による女性執行役員が誕生しました。また、採用では、2011年から新卒総合職の採用において「女性比率20%以上」を目標に掲げ、2020年入社の新卒採用における女性比率は23.9%と積極的な採用に取り組んでいます。女性の役職者比率も毎年向上しており、2020年度（2020年12月21日現在）は5.9％となっています。