2021年07月15日製品リリース

国内建築用ガラス関連製品の価格を改定

AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:平井良典)は、国内の建築用ガラス関連製品の販売価格を、10月1日納品分より引き上げることとしました。引き上げ率は、フロートガラスおよびミラーが15~20%、網入板ガラスおよび型板ガラスが30%、建築用加工ガラス製品については10~20%の予定です。

当社の国内の建築用ガラス事業においては、製造関連設備の維持更新費用の上昇等により、安定供給のために必要な費用負担が増大しています。加えて原燃材料および副資材価格、物流費の高止まり等、収益性が圧迫される状況が継続しています。

このような環境の下、当社では投資内容の見直しや、生産性改善、コスト削減、組織のスリム化等を行ってきましたが、自社努力だけで今後の設備維持更新に必要な収益を確保することが大変難しい状況と判断し、建築用ガラス関連製品の価格改定を実施することとしました。
AGCグループは、本年 2 月に発表した中期経営計画 AGC plus-2023 において、建築用ガラス事業の収益性および資産効率の改善をグループ経営上の重点課題として取り上げ、様々な施策に取り組んでいます。
国内建築用ガラス事業においては、長期にわたる安定的な供給および事業収益性の改善を通じて、継続的な社会的・経済的価値の創出を実現します。
◎本件に関するお問い合わせ先:
AGC株式会社 広報・IR部長 玉城 和美
担当:中尾
TEL: 03-3218-5603
E-mail: info-pr@agc.com