2021年10月06日経営リリース研究開発リリースその他リリース

真鍋淑郎博士 ノーベル物理学賞受賞にあたっての祝辞

2021年のノーベル物理学賞受賞が決まった真鍋淑郎博士に、心からお祝い申し上げます。

真鍋博士は、1950年代から一貫して、地球温暖化防止のための気候モデルに関する分野の研究で指導的役割を果たしてこられました。1992年に旭硝子財団が創設した地球環境国際賞「ブループラネット賞」の第1回受賞者であられる真鍋博士が今回受賞されたことを、とても嬉しく、また誇りに思います。

真鍋博士のこれからのご活躍を心底よりお祈り申し上げます。

AGC株式会社 取締役 会長
公益財団法人 旭硝子財団 理事長
島村 琢哉

■公益財団法人 旭硝子財団について

公益財団法人 旭硝子財団は、旭硝子株式会社(現AGC株式会社)創立25 周年を記念して、その翌年の1933 年に旭化学工業奨励会として設立され、応用化学分野の研究に対する助成を実施。

その後、1990 年に新しい時代の要請に応える財団を目指して事業内容を全面的に見直し、助成対象分野の拡大と顕彰事業の新設を行うとともに、名称を旭硝子財団に改めました。

https://www.af-info.or.jp/
■ブループラネット賞について
旭硝子財団は、地球環境の修復を願い、地球サミットが開催された1992年に、地球環境問題の解決に向けて科学技術の面で著しい貢献をした個人または組織に対して、その業績を称える地球環境国際賞「ブループラネット賞」を創設しました。

賞の名称 ブループラネットは人類として初めて宇宙から地球を眺めた宇宙飛行士ガガーリン氏の言葉「地球は青かった」にちなんで名付けました。この青い地球が未来にわたり、人類の共有財産として存在しつづけるように、との祈りがこめられています。

https://www.af-info.or.jp/blueplanet/
◎本件に関するお問い合わせ先:
AGC株式会社 広報・IR部長 玉城 和美
担当:小田
TEL: 03-3218-5603
E-mail: info-pr@agc.com