2021年11月08日CSRリリース

AGCが参画する産学協創プラットフォーム ETI-CGCがスタート

~東京大学と日本のリーディングカンパニーが脱炭素化の道筋を議論し政策を提言~

AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:平井良典)が参画する産学協創プラットフォーム、ETI-CGC(Energy Transition Initiative-Center for Global Commons)が11月5日にスタートしました。

ETI-CGCは、東京大学グローバル・コモンズ・センターが発案し、その理念に賛同した素材・エネルギー・輸送・インフラなどを手掛ける日本のリーディングカンパニーが参画する、産学協創プラットフォームです。東京大学のプラットフォームを利用し産業間・企業間の連携を推進することで、日本全体および各産業が2050年までにカーボン・ネットゼロを達成するためのパスウェイ(道筋)を議論し、政策を提言します。

AGCグループは、中期経営計画 AGC plus-2023 の主要課題の1つとして「サステナビリティ経営の推進」を掲げています。2050年カーボン・ネットゼロを目指し、自社生産工程における温室効果ガス削減に取り組むとともに、高性能省エネガラスなど世の中のカーボン・ネットゼロ実現に貢献する製品開発、販売を行っています。
「脱炭素化の成否が世界の中の日本の未来を決める」「日本全体の科学的・統合的な脱炭素化パスウェイが必要」「多様な地域事情を抱える国々にとっても役立つモデルを作成し、世界全体のカーボンニュートラルへの貢献を目指す」などの理念に賛同し、ETI-CGCに参画しました。

当社は建築・自動車・ディスプレイ用ガラス、化学、セラミックスなど様々な素材を約30の国や地域で展開しています。これまでの事業運営を通じて得た様々な知見を基に、ETI-CGCの活動に貢献する所存です。

ETI-CGCについて
ETI-CGC(Energy Transition Initiative-Center for Global Commons)は、東京大学グローバル・コモンズ・センターと日本企業有志13社とが立ち上げた、日本のエネルギー・トランジションを検討するイニシアティブです。
世界のグローバル・コモンズ(人類社会の共通基盤として協調して守るべき安定的な地球システム)を守っていくために東京大学に設立されたグローバル・コモンズ・センター(CGC)がその事務局を務めます。

(東京大学WEBサイト:ETI-CGC 立ち上げにあたってのメッセージ)
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/actions/gx.html
◎本件に関するお問い合わせ先:
AGC株式会社 広報・IR部長 玉城 和美
担当:小田
TEL: 03-3218-5603
E-mail: info-pr@agc.com