2021年12月24日CSRリリース

アサヒマス・ケミカル社がインドネシアでマングローブ植林プロジェクトに協賛

―環境保全と地域発展を目指す―

AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:平井良典)の化学品製造・販売子会社であるアサヒマス・ケミカル社(ASC社、本社:インドネシア)は、非営利組織KEHATI(クハティ)のマングローブ植林プロジェクトへの協賛を決定し、12月22日にキックオフセレモニーを開催しました。

12月22日に開催されたキックオフセレモニーの様子 12月22日に開催されたキックオフセレモニーの様子

マングローブ林は、豊かな生態系を生み出すだけでなく、二酸化炭素を吸収し、防波堤として高波による浸食から海岸を守るなど、様々な役割を果たしています。一方、世界のマングローブ林の面積は伐採などにより年々減少しています。

本プロジェクトでは、2018年に発生した津波被害により流されてしまったジャワ島バンテン州パニンバン地区のマングローブ林の再生を図るため、2026年までに約14ヘクタールの土地に約14万本のマングローブを植林する計画で、植林活動にはASC社従業員と地域にお住まいの方々も参加します。また、本プロジェクトでは、マングローブの二酸化炭素吸収効果を学術的に検証した結果をインドネシア政府に報告し、カーボン・ネットゼロへの貢献可能性の検討に繋げていく予定です。

AGCグループは、2021年2月に発表した中期経営計画 AGC plus-2023 における重点課題の1つに「サステナビリティ経営の推進」を定め、2050年に自社の事業活動に伴うGHG排出量ネットゼロを目標に掲げています。これからもGHG排出量の削減と、省エネ・創エネに貢献する製品・技術の供給、および社会貢献活動を通じて、地球・社会の持続可能な地球環境の実現に貢献していきます。
◎本件に関するお問い合わせ先:
AGC株式会社 広報・IR部長 玉城 和美
担当:中尾
TEL: 03-3218-5603
E-mail: info-pr@agc.com