ＡＧＣ（ＡＧＣ株式会社、本社：東京、社長：平井良典）は、バリューチェーンにおける温室効果ガス（以下GHG：Greenhouse Gas）Scope３の排出量削減目標を新たに設定しました。2030年に30％削減^*1（2019年比）を目指します。また、国際的な気候変動イニシアチブであるSBTi（Science Based Targets initiative）によるSBT認定に向けた申請を行いました。

AGCグループは、2021年２月に発表した中期経営計画 AGC plus-2023 において、サステナビリティ経営の推進を主要戦略の１つに定めています。持続可能な地球環境の実現に向け、2050年カーボン・ネットゼロを目指し、そのマイルストーンとして、Scope１およびScope２の2030年GHG排出量30％削減、GHG排出量売上高原単位50％削減という中間目標を設定しました。
これに加え、今般新たにScope３の排出量削減目標を設定したものです。Scope3のなかでもバリューチェーンにおける自社製品の使用・廃棄段階でのGHG排出量削減に取り組むことの重要性が高まっています。AGCグループは、地球温暖化係数が極めて低い次世代冷媒・溶剤AMOLEA^®シリーズ^*2の普及への注力や、サプライヤーエンゲージメント活動の強化などにより、Scope3目標の達成に取り組みます。

^＊1：カテゴリ1(購入した製品・サービス)，10(販売した製品の加工)，11(販売した製品の使用)，12(販売した製品の廃棄)の合計の30%を削減

^＊2：AMOLEA^®シリーズ https://www.agc-chemicals.com/jp/ja/company/chemical_chain/gassolvents/index.html