2022年07月26日製品リリース

AGC Glass Europe社、Lowカーボンガラスの発売を発表

―持続可能な地球環境の実現に向け2022年中に発売開始―

AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:平井良典)の100%子会社であるAGC Glass Europe社(本社:ベルギー)は、AGCグループとして初めてとなる、Lowカーボンガラスの発売を発表しました。本年中の販売開始を予定しています。カーボンフットプリントを含む製品の詳細は、本年9月にデュッセルドルフ(ドイツ)で開催される展示会glasstecにてお知らせします。是非、ご注目ください。

このたび、AGC Glass Europe社が新たに発売するLowカーボンガラスは、製品ライフサイクルにおけるGHG排出量を大幅に低減した製品です。最新の製造設備の導入やその他の複合的な取り組みにより実現しました。

これまでも、AGCグループのガラス事業では、持続可能な地球環境の実現に向け、製造プロセスやサプライチェーンでのGHG排出量削減、および省エネ・創エネに貢献する製品・技術の供給など、様々な取り組みを行ってきました。とりわけ、AGC Glass Europe社では、研究予算の50%をカーボンネットゼロに貢献する持続可能な製品やソリューションの研究に充て、サステナブルな建築用ガラス事業の実現に努めてきました。同社の具体的な取り組み例は下記の通りです。

  • 自主的に自社製品に環境ラベル「EPD(Environmental Product Declarations)」を発行し、購入者や使用者に製品のライフサイクルを通じた環境負荷情報を提供しています。
  • 2009年より同社製品のカーボンフットプリントの算出を開始し、2020年まで3年ごとに改定を行ってきました。より透明性の高い形でカーボン・ロードマップの進捗を把握するため、現在は毎年、算出を行っています。
  • 環境商品に関する第三者認証Cradle to CradleTMの取得を進めており、2010年に欧州ガラスメーカーとして初めて、板ガラスとコーティングガラスで取得しました。現在も、取得対象製品を広げており、欧州ガラスメーカーとして最も多くの製品の認証を取得・更新しています。
AGCグループは、中期経営計画 AGC plus-2023 における重点課題の1つに「サステナビリティ経営の推進」を定め、2050年に自社の事業活動に伴うカーボンネットゼロを目標に掲げています。これからもGHG排出量の削減と、省エネ・創エネに貢献する製品・技術の供給を通じて、持続可能な地球環境の実現に貢献していきます。
◎本件に関するお問い合わせ先:
AGC株式会社 広報・IR部 小川 知香子
担当:中尾
TEL: 03-3218-5603
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