2023年03月23日製品リリース

フッ素製品の製造能力増強を決定

―半導体関連向けなど、旺盛な需要に対応―

AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:平井良典)は、半導体関連向けを始めとした旺盛な需要に対応するため、フッ素製品の製造能力増強を決定しました。本能力増強は、当社千葉工場(千葉県市原市)にて実施し、稼働開始は2025年第2四半期、投資金額は約350億円を予定しています。

フッ素製品は耐熱性・耐候性・耐薬品性に優れているため、半導体・航空機・自動車などの幅広い産業において利用されています。とりわけ高度な特性・信頼性が必要とされる高速通信機器や燃料電池車・水素エネルギーなどの先端産業分野において当社製品の技術特性が高い評価を受けていることから、近年フッ素製品の販売は順調に拡大しており、2021年に当社鹿島工場および千葉工場で製造能力の増強を実施しました。

今後も半導体産業を中心に、フッ素製品需要の大きな成長が見込まれていることから、今般更なる能力増強を決定しました。これからもフッ素製品に対する投資を積極的に継続していき、2024年にパフォーマンスケミカル事業の売上高2,000億円以上を目指します。

AGCグループは、経営方針 AGC plus 2.0 のもと、世の中に「安心・安全・快適」を、お客様に「新たな価値・機能」を、プラスする製品づくりに取り組んでいます。これからもお客様や社会にとって不可欠なフッ素製品をAGCグループは責任をもって提供し続け、世界中の人々の暮らしを支えていきます。

<ご参考>

最先端産業分野におけるフッ素製品の使用例

半導体産業関連

航空機・自動車分野

高速通信分野

◎本件に関するお問い合わせ先:
AGC株式会社 広報・IR部 小川 知香子
担当:中尾
TEL: 03-3218-5603