2023年05月12日経営リリース

関西工場高砂事業所における液晶用ガラス基板製品の生産終了を決定

AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:平井良典)は、2023年末までに関西工場高砂事業所(兵庫県高砂市)における液晶用ガラス基板製品の生産を終了することを決定しました。

コロナ禍における巣ごもり需要の反動によるTV販売の低迷や、原燃材料高騰、アジア通貨高による製造コストの上昇を受け、2022年より当社の液晶用ガラス基板事業の収益は悪化しています。同事業の収益改善策として、低収益サイズのガラス基板からの撤退や生産ラインの統廃合などの抜本的構造改革施策に取り組んでおり、その具体的施策の一環として今般の決定に至ったものです。
なお、同事業所で行っている他製品の生産については今後も継続します。

今回の生産終了に伴い、2023年12月期連結決算においてその他費用が発生する見込みですが、2023年2月8日に発表した2023年12月期連結決算予想に変更はありません。

以 上

<ご参考>

AGC株式会社 関西工場高砂事業所の概要


所在地: 

兵庫県高砂市梅井5丁目6-1


操業開始:

1939年


従業員数:

389名(2022年12月末)


生産品目:

液晶用ガラス基板・ディスプレイ用特殊ガラス・半導体製造装置用部材



各種セラミックス製品(AGCセラミックス株式会社が生産)


◎本件に関するお問い合わせ先:
AGC株式会社 広報・IR部 小川 知香子
担当:小田
TEL: 03-3218-5603