「DX銘柄2023」に選定｜ニュース

2023年06月01日経営リリース

「DX銘柄2023」に選定

AGC（AGC株式会社、本社：東京、社長：平井良典）は、このたび経済産業省が東京証券取引所と共同で選定する「DX(デジタルトランスフォーメーション)銘柄2023」に選定されました。当社としては2020年、2022年に続いて3回目の選定となります。

DX銘柄は、東京証券取引所に上場している企業の中から、企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業を選定して紹介するものです。

AGCグループは、中期経営計画 AGC plus-2023 において、長期経営戦略「2030年のありたい姿」の実現を確実にするための戦略の一つとして「DXの加速による競争力の強化」を掲げ、グローバルに取り組んでいます。

デジタル技術を活用することで、業務の効率化、コスト削減にとどまらず、素材メーカーとしての競争基盤の強化、およびイノベーションによる経済的・社会的価値の創出を追求しています。

選定にあたり高く評価されたDXの取り組み事例（一部）

■	化学品プラントにおけるプロセスデジタルツインを開発：仮想空間上にプラントの現在の状態を再現することで、運転状態や装置性能などを可視化することが可能となり、化学プラントオペレーションの高度化による一層の安定操業を目指しています。

■	建築用ガラスの工事積算工程を効率化：DX活用の範囲を製造・開発の領域に留まることなく、お客様を含むサプライチェーンにもその範囲を広げることで、サプライチェーン全体の効率化を推し進めています。

■	DXを推進する人財の育成に注力し、担当業務とデジタルスキルの両方を併せ持つ「二刀流人財」の育成を推進しています。
■	これらの取り組みを支えるため、デジタル戦略の立案/支援/人財育成を担う組織として、デジタル・イノベーション推進部を新設したほか、各カンパニーにもDX推進組織を整備するなど、戦略実現のための組織・制度を構築しています。