2023年08月08日CSRリリース

ガラスの資源循環を推進する地域協創プロジェクトを本格始動

― ガラスの資源循環の可能性を紹介する企画展・イベントを「SUWAガラスの里」で開催 ―

AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:平井良典)は、ガラスの資源循環の実現に向け、長野県諏訪市の「SUWAガラスの里」内のガラス溶解炉を活用した地域協創プロジェクトを7月20日より本格的に始動しました。その第一弾イベントとして、8月10日に「Glass Sustainable FES 2023 in SUWA」を開催します。 

ガラスは天然資源である砂を主原料としています。AGCは、ガラスの資源循環の実現を目指し、2023年4月に「SUWAガラスの里」内に諏訪ガラスオープンラボを開設しました。この諏訪ガラスオープンラボでは、地域から出るあらゆるガラス廃棄物を溶かし、新たなガラスを作り出す実証実験が可能であり、さらに来場された方がガラスリサイクルの課題等、資源循環について学べる場を提供しています。諏訪ガラスオープンラボでは4月の開設以降、ガラスを地域の中で資源循環していくことを目指し、諏訪市の地元企業と協創しながら、様々なガラスを使った実証実験を行っています。

本地域協創プロジェクトは、7月20日より活動を本格的に開始し、企画展「ガラスの生態 ー 諏訪が知ってる、ガラスの話 ー」を開催しています。この企画展では、来場者の方々に一つの役目を終えたガラス資源が新たに地域のガラスとして生まれ変わる現場を見ていただき、持続可能な地域社会を実現するための資源循環について考えるきっかけを提供しています。また8月10日に「Glass Sustainable FES 2023 in SUWA」を開催し、ラボツアーやガラス溶解のデモンストレーション等を実施する予定です。

今後も企画展・イベントの開催を予定しており、これまで進めて来た実証実験の成果や、そこから見えてきた諏訪の魅力等を発信していきます。

■企画展/イベント概要(開催場所:SUWAガラスの里)

全てご予約不要でどなたでもご参加可能です。

営業日等については以下の「SUWAガラスの里」ホームページをご覧ください。

https://www.garasunosato.com/info/index.html


企画展名

ガラスの生態 ー 諏訪が知ってる、ガラスの話 ー


開催期間

2023年7月20日(木)~ 終了時期未定


概要

諏訪の「地球資源」と「生活資源」を出発点に、それら資源を使った資源循環への取組みを公開。ガラスにおける「素材視点でのサステナビリティ」の可能性を探求し続け、進化していく企画展。一例として、廃棄されたソーラーパネルのガラスや使い終わった瓶等の資源をガラスオープンラボのガラス炉で溶かし、新たなガラスとして蘇らせた作品などを展示。




イベント名

Glass Sustainable FES 2023 in SUWA


開催期間

2023年8月10日(木)


概要

ガラスオープンラボのツアーや、ガラスを実際に溶かすデモンストレーションなどを予定。

13:00-13:45 ガラス サステナフェス 2023 オープニング      

14:00-14:45 ギャラリートーク (2階 美術館)

15:00-15:30 ラボツアー (1階 ガラスオープンラボ)

16:00-16:45 ガラス溶解 デモンストレーション


上記のほか、8月10日(木)~ 26日(土)は、ガラス溶解炉を用いたガラスの資源循環に関する実証実験を一般公開します。 

◎本件に関するお問い合わせ先:
AGC株式会社 広報・IR部長 小川 知香子
担当:藤山
TEL: 03-3218-5603