2023年08月09日CSRリリース

千葉県五井・蘇我地区コンビナートにおけるカーボンニュートラルの実現に向けた共同検討に参画

―サステナブルな社会の実現およびコンビナートの国際競争力の向上を目指す―

AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:平井良典)は、千葉県市原市五井地区及び千葉市蘇我地区のコンビナートに工場を持つ企業9社*1と横河電機株式会社(本社:東京都武蔵野市、代表取締役社長:奈良 寿)が2022年末に締結した、「千葉県市原市五井地区及び千葉市蘇我地区のコンビナートにおけるカーボンニュートラルの実現に向けた共同検討を実施するための覚書」に、新たにエア・ウォーター株式会社(本社:大阪、CEO:豊田喜久夫)と共に参画しました。コンビナートのカーボンニュートラル実現にむけた施策を異業種間で検討し、サステナブルな社会の実現および同地区コンビナートの国際競争力向上を目指します。なお同地区には、当社の化学製品を製造する千葉工場およびグループ会社が立地しています。

出典:横河電機㈱発表資料

本共同検討は、エネルギー、石油化学、化学、鉄鋼、素材などの同地区の異業種企業9社と横河電機が連携し、2030年頃までに以下を含めた事業化の検討、そして2050年の同地区コンビナートのカーボンニュートラル実現に必要な施策の検討を目的としています。

(1) CO2排出を最小化する産業間連携エネルギーマネジメントシステムの導入

(2) 産業間連携によるCO2回収と有効活用

(3) 既存プロセスからの水素などを含む副生ガスを産業間連携で活用することによるCO2排出量の削減

AGCグループは、中期経営計画 AGC plus-2023 における主要戦略の一つに「サステナビリティ経営の推進」を定め、2050年にカーボン・ネットゼロ*2を目標に掲げています。本共同検討を基に、コンビナートの産業間連携を進め、カーボンニュートラル実現に向けた施策をより一層促進し、持続可能な地球環境の実現に貢献していきます。

<注釈>

*1  岩谷産業株式会社、宇部マテリアルズ株式会社、KHネオケム株式会社、コスモ石油株式会社、JFEスチール株式会社、JNC株式会社、デンカ株式会社、丸善石油化学株式会社、UBEエラストマー株式会社

*2  Scope1およびScope2

◎本件に関するお問い合わせ先:
AGC株式会社 広報・IR部長 小川 知香子
担当:中尾
TEL: 03-3218-5603