2023年11月27日CSRリリース展示会・イベント

COP28ジャパン・パビリオンにガラス建材一体型太陽光発電ガラス SunEwat を出展

AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:平井良典)は、2023年11月30日から12月12日にアラブ首長国連邦のドバイで開催される、国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(以下、COP28)にて、環境省が主催するジャパン・パビリオンの実地展示技術に、建材一体型太陽光発電ガラス SunEwat(日本商標:サンジュール®)を出展します。COPでの製品展示は当社として初となります。

SunEwat施工事例 (AGC Technovation Center / GOSSELIES – BELGIUM)

COPは、地球温暖化の抑制を目標とする「国連気候変動枠組条約」に基づき、国際機関や各国の政府・自治体・NGO・企業等のリーダーらが参加し毎年開催されている国際会議で、今年で28回目となります。会場内に設置されるジャパン・パビリオンでは、日本の気候変動対策の長期目標である「2050年のカーボンニュートラル」の実現と世界の脱炭素化を支える技術や取り組みを、展示等を通して発信します*。AGCは、このジャパン・パビリオンへのSunEwatの出展により、建物での自由なデザインと創エネルギーの両立を提案します。

AGCは、地球環境を維持し社会を支える様々な製品の供給を通じて、経済的価値と社会的価値の矛盾なき実現、サステナビリティ経営を目指しています。また長期的な社会課題認識の一つとして、気候変動問題への対応を挙げています。環境に配慮した製品や技術を活かすことで、社会全体のカーボンニュートラルに貢献していきます。

〈注釈〉* COP28 JAPAN PAVILION 公式サイトより(http://copjapan.env.go.jp/cop/cop28/


<ご参考>

SunEwatについて

SunEwatは、建材と発電の機能を持つ、カスタムメイド性の高い太陽光発電ガラスであり、主に3つの価値を提供します。

効率的な発電 ―建物の外装を活用―

Paseo de Gracia / BARCELONA - SPAIN


建築用ガラスとしての役割を担いながら、再生可能エネルギーの創出が可能です。これまで発電に活かされていなかった、ファサード、窓、庇、バルコニーといった建物のガラス部位が、太陽光を利用した発電機能を持ちます。建物と一体となるため、発電のための新たな土地の確保は必要ありません。

自由なデザイン ―高いカスタムメイド性―

Dulwich College / Singapore



ガラスのサイズや太陽電池セルの配置を自由に選択できるため、独自のデザインを作成できます。太陽光発電を行うことで建物のデザインを諦めることなく、太陽光発電と高いデザイン性の2つを同時に達成することができます。

CSRの可視化 ―外装での創エネルギー―

Dulwich College / Singapore

様々な人の目に触れることの多い外装部分で太陽光発電を行うことにより、オーナーやテナントなど建物に関わるステークホルダーの皆様が、カーボンニュートラルの達成、サステナブルな未来の実現のために、具体的な取り組みをおこなっていることを明確に示すことができます。


製品に関するお問い合わせ:https://www.asahiglassplaza.net/inquiry-products/form.html

◎本件に関するお問い合わせ先:
AGC株式会社 広報・IR部長 小川 知香子
担当:有木
TEL: 03-3218-5603