2023年12月25日製品リリースCSRリリース

建材一体型太陽光発電ガラス サンジュール®、静岡駅北口駅前広場シェアサイクルステーションに採用

AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:平井良典)の建材一体型太陽光発電ガラス サンジュール®が、静岡駅北口駅前広場のシェアサイクルステーション(以下、当ステーション)へ新たに設けられたルーフに採用されました。当ステーションは株式会社TOKAIケーブルネットワークによって設置され、サンジュール®の搭載により最大出力3.7kwの太陽光による創エネルギーが可能になります。

イメージ図

当ステーションは、静岡市が実施主体であるシェアサイクルサービス「PULCLE(パルクル)」の駐輪拠点の一つで、公共交通機関の利用促進、環境負荷の低減や地域活性化を目的としています。今回のサンジュール®搭載ルーフの新設に加えて、蓄電池やサイネージも新たに実装しており、災害時における市民への充電ポートの開放や、災害情報の発信機能を備えた「災害レジリエンス強化型 再エネステーション」としての役割が期待されています。

AGC グループは、中期経営計画 AGC plus-2023 において「サステナビリティ経営の推進」を掲げ、素材イノベー ションによる社会課題解決の加速を目指しています。これからも独自の素材・ソリューションの力で、地域社会や行政と連携し、サステナビリティ実現に貢献します。

<ご参考>

サンジュール®は、建材と発電の機能を持つカスタムメイド性の高い太陽光発電ガラスであり、主に3つの価値を提供します。

効率的な発電 ―建物の外装を活用―

Paseo de Gracia / BARCELONA - SPAIN


建築用ガラスとしての役割を担いながら、再生可能エネルギーの創出が可能です。これまで発電に活かされていなかった、ファサード、窓、庇、バルコニーといった建物のガラス部位が、太陽光を利用した発電機能を持ちます。建物と一体となるため、発電のための新たな土地の確保は必要ありません。

自由なデザイン ―高いカスタムメイド性―

Dulwich College / Singapore


ガラスのサイズや太陽電池セルの配置を自由に選択できるため、独自のデザインを作成できます。太陽光発電を行うことで建物のデザインを諦めることなく、太陽光発電と高いデザイン性の2つを同時に達成することができます。

CSRの可視化 ―外装での創エネルギー―

Dulwich College / Singapore


様々な人の目に触れることの多い外装部分で太陽光発電を行うことにより、オーナーやテナントなど建物に関わるステークホルダーの皆様が、カーボンニュートラルの達成、サステナブルな未来の実現のために、具体的な取り組みをおこなっていることを明確に示すことができます。


サンジュール®製品サイト:https://www.asahiglassplaza.net/products/sunjoule/

◎本件に関するお問い合わせ先:
AGC株式会社 広報・IR部長 小川 知香子
担当:有木
TEL: 03-3218-5603