2024年09月05日CSRリリース

AGCグループ、 「Cradle to Cradle Certified®」を取得

―当社アジア拠点における建築用フロートガラスおよびコーティングガラス製品として初―

AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:平井良典)のグループ会社であるアサヒマス板硝子株式会社(PT Asahimas Flat Glass Tbk, 本社:インドネシア)とAGCフラットガラス・タイランド・パブリック株式会社(AGC Flat Glass (Thailand) Plc., 本社:タイ)は、両社で製造する建築用フロートガラスおよびコーティングガラスについて、環境商品に関する第三者認証「Cradle to Cradle Certified®(以下、C2C認証)」を取得しました。アジア地域*1で製造・販売する建築用ガラスでの本認証取得は、AGCグループとして初となります。

Cradle to Cradle Certificated(R)

C2C認証は、ドイツの環境保護促進機関 EPEA*2より、次の5つのカテゴリーにおいて審査され、それらを総合的に評価し、製品に対して付与されるものです。今回、当該の製品群はブロンズレベルの認証を取得しました。
【審査カテゴリー】
・ Material Health(原材料の健康性)
・ Material Reutilization(原料・部品のリユース)
・ Renewable Energy & Carbon Management(再生可能エネルギー利用とカーボンマネジメント)
・ Water Stewardship(水資源の適正管理)
・ Social Fairness(社会的な公平さ)

今回のC2C認証取得は、当該製品の持続可能性を証明するものです。加えて、当該製品を使用する建築物が、LEED*3やWELL Building Standard®*4、グリーンスター*5などの様々なグリーンビルディング認証を取得することに貢献します。

AGCグループは、中期経営計画 AGC plus-2026 の主要戦略である「サステナビリティ経営の深化」の中で、3つの社会的価値を示しています。このうちの ”Blue Planet” では、原料の調達からお客様の使用に至るまでの環境負荷の低減を掲げ、持続可能な地球環境の実現を目指しています。本認証取得を機に、建築産業のグリーン購入・調達にも一層貢献していきます。


〈注釈〉
*1 AGCグループのアジア地域での建築用ガラスのマーケティングおよび販売は、AGC株式会社建築ガラスアジアカンパニーのアジア地域本社として、AGC Glass Asia Pacific社 (設立2013年、本社:シンガポール)が行っています。本件を含めた同社のサステナビリティの取り組みについては、同社サイトをご覧ください。(Sustainability & Sustainable Glass for Buildings - AGC Glass Asia Pacific)
*2 公式サイト:EPEA – Part of Drees & Sommer
*3 米国グリーンビルディング協会によるグリーンビルディングの認証プログラム。(LEED rating system | U.S. Green Building Council)
*4 米国International Well Building Instituteによるグリーンビルディングの認証プログラム。(WELL Building Standard®)
*5 オーストラリアのグリーンビルディング協会によるグリーンビルディングの認証プログラム。(Green Building Council of Australia

◎本件に関するお問い合わせ先:
AGC株式会社 広報・IR部長 小川 知香子
担当:有木
TEL: 03-3218-5603