2025年03月13日経営リリースCSRリリース

AGC Glass Europe 社、サンゴバン社と協業し CO2排出量を大幅に削減する型板ガラスパイロットラインの稼働を開始

AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:平井良典)の100%子会社である AGC Glass Europe(AGC Glass Europe S.A., 本社:ベルギー)は、AGCバレフカ工場(チェコ)にて、新たな型板ガラスパイロットラインの稼働を2025年2月から開始しました。本プロジェクトは、AGC Glass Europeとサンゴバン(Saint-Gobain S.A.)の共同で実施され、「革新的な低炭素技術の商業化の支援を通じて、温室効果ガス排出量削減を目指すEUイノベーション基金*1」から資金提供を受けて実現しました。このパイロットラインの稼働は2028年までを予定しています。

新生産ライン稼動式典の様子

新型板ガラスパイロットライン稼動式典の様子
(右から4番目:当社CEO平井、6番目:サンゴバン社ブノワ・ディルバルヌ上級副社長、左から3番目:当社CTO倉田)

詳細は、AGC Glass Europeのニュースリリースおよび特設サイトをご覧ください。

AGCグループは、中期経営計画 AGC AGC plus-2026 において、「サステナビリティ経営の深化」を主要戦略の一つに定め、2050年の「カーボン・ネットゼロ*2」を目標に掲げています。今後も独自の素材・ソリューションで、持続可能な地球環境の実現に貢献していきます。


〈注釈〉

*1

The European Union Innovation Fund - European Union Innovation Fund
2021年から2030年までの期間に約400億ユーロの支援を提供する、世界最大級の資金プログラムの一つ。 この基金は、革新的な低炭素技術の商業化を支援し、ヨーロッパの脱炭素化と気候中立への移行を促進することを目的としています。

*2

Scope1+2として。


〈参考情報〉

サンゴバン社との本協業についての関連リリースはこちらです。
AGCとサンゴバン社、板ガラス製造におけるCO2排出量大幅削減に向け共同開発に合意(2023年2月6日)

◎本件に関するお問い合わせ先:
AGC株式会社 広報・IR部
TEL: 03-3218-5603