2025年07月10日CSRリリースその他リリース
夏の観光シーズンに合わせてガラスの資源循環を学べるイベントを「SUWAガラスの里」で開催
AGC(AGC株式会社、本社:東京、社長:平井良典)は、7月12日より約3か月間*1、株式会社信州諏訪ガラスの里(以下、信州諏訪ガラスの里、本社:長野県諏訪市)と共同で、ガラスの資源循環を学べるイベント「’25夏ガラス溶解ライブ」をSUWAガラスの里の「ガラスラボ」にて開催します。本イベント期間中、「ガラスラボ」のガラス溶解炉にて、廃ガラスが再溶解され、新たな製品に生まれ変わる様子を公開します*2。
なお、本イベントは、「長野県 地域発 元気づくり支援金」(2025年度)の採択を受け、運営されます*3。
AGCと信州諏訪ガラスの里は、諏訪地域におけるガラス資源循環の実現を目指し、2023年4月に協創プロジェクトを開始しました。活動開始にあたり、2012年から稼働を停止していたガラス工房を改修し、廃棄されたガラス資源の再利用を検証する「ガラスラボ」を開設しました。
現在、「ガラスラボ」の常設展でガラス資源について学べる展示を提供するとともに、同ラボを拠点として諏訪地域で廃棄された窓ガラスやビンなどを再利用する実験にも取り組んでいます。また、廃棄物処理業者、自治体、企業などと連携し、ガラスを回収・分別する仕組みの構築や、回収したガラスの新たな活用方法の検討も進めています。
本イベント期間中は、前述の常設展に加え、約1,400度に熱した炉で廃ガラスを再溶解し、ガラス作品などに再生する試作活動などを公開します*2。
AGCグループは、長期経営戦略「2030年のありたい姿」のもと、当グループが創出したい3つの社会的価値を示しており、このうち “Blue Planet” では、持続可能な地球環境の実現を目指しています。本取り組みを含め、これからも限りある資源を有効利⽤するため、製品ライフサイクル全体で資源循環性の向上を目指していきます。
〈注釈〉
*1 |
イベント開催期間は、実証実験のスケジュールにより変更となる可能性があります。 |
*2 |
ガラスの制作活動は高温作業となるため、実施時間は不定期となります。当日の館内アナウンスにてお知らせいたします。 |
*3 |
申請団体名:AGC、信州諏訪ガラスの里、諏訪地域の企業が参画する「自持続可能な諏訪資源循環研究会」 |
【参考】本件に関連した記事
諏訪から始まる、ガラスが地域で循環する未来。AGCが目指す、風土に根差したサーキュラーデザイン | 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン | IDEAS FOR GOOD
- ◎本件に関するお問い合わせ先:
- AGC株式会社 広報・IR部
- TEL: 03-3218-5603