2026年08月24日経営リリース製品リリース
AGCとNeusignal Therapeutics アルツハイマー型認知症治療薬候補「NTX-083」の開発で協業
-プロセス開発からGMP製造、申請関連資料作成支援まで一貫対応-
AGC株式会社(本社:東京、社長:平井良典、以下、AGC)は、Neusignal Therapeutics株式会社(本社:東京、CEO:有本達、以下、NTX)との協業事例として、低分子医薬品CDMOにおける一気通貫支援の取り組みについてお知らせします。
本事例では、NTXが開発を進めるアルツハイマー型認知症治療薬候補「NTX-083」の原薬を対象に、開発初期段階からプロセス開発、GMP*1製造、薬事支援までを実施しました。AGCは原薬の製造プロセス確立に加え、米国でのIND申請*2に向けた関連資料の整備までを一貫して実施しました。
NTX-083は2026年中に米国での臨床試験開始を予定しています。
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プロセス開発の様子 |
合成医薬 千葉サイト |
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アルツハイマー型認知症は世界的に患者数が増加しており、依然として高いアンメットメディカルニーズ*3が存在する疾患の一つです。NTXは、こうした課題に対する新たな治療選択肢の提供を目指し、NTX-083の開発を進めています。
AGCは、NTX-083原薬のプロセス開発や製造において、プロセス開発拠点である横浜テクニカルセンターとGMP製造拠点である千葉サイトの連携により、開発初期段階から臨床段階への円滑な移行を支援するとともに、IND申請に必要なCMC*4関連資料の作成サポートまで一貫して提供しました。
AGCグループは、中期経営計画 AGC plus-2026 において、製品・技術で創出する3つの社会的価値を定義しています。このうち “Well-being” では、生活や医療に必要な製品・サービスを安定的に提供し、安心・安全で健康な暮らしに貢献することを目指しています。ライフサイエンス事業では、医農薬CDMOサービスを通じて創薬・医薬品開発を支援し、人々の健康と豊かな暮らしに貢献していきます。
〈注釈〉
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*1 |
GMP(Good Manufacturing Practice):医薬品の品質基準に基づき、原料受入から製造・出荷までの工程全体を管理し、品質と安全性を確保する基準 |
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*2 |
IND申請:米国FDA(Food and Drug Administration)に対して、治験薬を用いた臨床試験の開始を申請する手続き |
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*3 |
アンメットメディカルニーズ:有効な治療法がない、または既存の治療法では十分な治療効果が得られないなど、未だ十分に満たされていない医療ニーズ |
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*4 |
CMC(Chemistry, Manufacturing and Controls):医薬品の品質や安全性を確保するための、製造・品質管理プロセス |
【参考】
Neusignal Therapeutics株式会社 について
(会社概要)
Neusignal Therapeutics株式会社は、アルツハイマー型認知症をはじめとする中枢神経系疾患を対象とした治療薬の研究・開発を行う東北大学発の創薬ベンチャーです。同社は、認知機能改善効果と精神機能改善効果に加え、疾患修飾作用も期待される新規作用機序による低分子経口治療薬候補「NTX-083」の開発を推進しています。2026年にはシリーズBにおいてAMEDの創薬ベンチャーエコシステム強化事業の補助金を含む総額53.2億円を調達しました。米国でのアルツハイマー型認知症患者を対象としたPhase 1b試験開始の準備を行っております。
Neusignal Therapeutics株式会社 お問い合わせ先: info@neusignal-tx.com
- ◎本件に関するお問い合わせ先:
- AGC株式会社 広報・IR部


